夫婦、親子で一緒に受けるカウンセリング
家族療法とは、家族を一つのまとまりを持ったシステムとみなし、家族の誰かが
病んでいるのは、そのシステムが家族として正常に機能していないと考え治療に
あたる療法です。
家族療法を取り入れたカウンセリングでは、夫婦または親子など家族の複数の方
から、同時または別々お話をお聴きします。
家族の歪みは、家族の中で一番感受性が高い人が請け負う事が多く、例えば子供
の不登校が両親の仲の悪さが原因であったというような場合もあります。
家族療法では、カウンセラーはその家族の関係を理解して、家族の変化を促そう
と行動します。
家族療法の成否の大きなポイントは、家族の理解と積極的な協力です。
家族の積極的な態度をカウンセラーは支援し、共に問題解決に取り組みます。
人が生まれてから最初に触れる社会が家族です。
その家族とコミュニケーションは、良くも悪くもその人の人生に大きな影響を
与えます。
家族間のコミュニケーションを良くすることは、その家族のメンバーそれぞれが
会社や学校、地域などの社会の中で強く生きる力にもなります。
しかし、家族というのは複数の人間が生活する場でありため、個々の抱えた問題
が本人だけにとどまらず、他の家族に影響を与えることがあります。
家族療法を取り入れたカウンセリング
カウンセリングでは、家族療法という形を取ることにより、お一人の話からでは
見えてこなかった家族の姿を感じることができるので、それを問題の好転につな
げていきます。
当事務所でも家族療法という夫婦、親子で受けるカウンセリングを行っています。
実際に、夫婦や親子で一緒にカウンセリングを受けている方もたくさんおられます。
家族療法をカウンセリングに取り入れることで、家族間の協力体制を整えること、
家族間の心理的葛藤を和らげることができるので、さまざまな心の悩みや課題の
解決に繋がります。