知っておきたいカウンセリングの副作用

カウンセリングは、話を聴く中でカウンセラーがクライエントとともに、悩み、症状
の改善を目指すものですが、自分の心の内を人に話すことになるのでカウンセラー
のアプローチやカウンセリングの副作用が生じることもあります。

その副作用は、ある程度は受け止めつつカウンセリングを勧めなければならない
ものもあれば、カウンセラーの未熟さ、注意不足、軽率さによって生じるものも
あります。

副作用が起きることは、カウンセリングの経過上、多少は考慮しなければならない
ケースもありますが、クライエントにとって少し辛い経過を経ても、改善に向かう
ための必要なものではなく、カウンセラーの無知や無自覚によって生じる副作用は
避けなければなりません。
カウンセリングをご利用中の方も、受けることを検討中の方も下記の内容を知って
おいて頂ければと思います。

 

カウンセリングによって生まれる副作用

気分の落ち込み、不安が大きくなる

カウンセリングでは、自分の心や抱える問題、辛い過去と向き合うことがあるので、
カウンセリングを受けた後に気分が落ち込むこともあります。
また、カウンセラーが、クライエントに余計な不安を与えてしまうことで、感じなく
てもいい不安を抱くこと、今ある不安が大きくなることがあります。
カウンセラーは、関わり方によって不安が増加することがあるということをよく
理解して、細心の注意を払い対応しなければなりません。

当然、言いにくいことを言わなければならない場合もあるので、カウンセラーが
どのような伝え方をするかがとても大切なのですが、その意識が無いカウンセラー
のもとでカウンセリングを受けると、カウンセリングを受けたことで不必要な
気分の落ち込みや不安が大きくなるということがあります。

ただ、カウンセリングというものは、決して気分が癒されることばかりではない
ので、カウンセリングによって気分が変化した、何かが気になるようになったと
いうことがあれば、カウンセラーにそれを伝えて下さい。
誠実なカウンセラーなら、その気持ちの変化を受け止めて、カウンセリングに
活かしてくれるでしょう。

 

症状の悪化

カウンセラーの無知、無自覚でクライエントの症状を悪化させてしまう場合が
合います。
例えば、精神医学、性格学、薬の知識がないために、病院に行く必要のある人に
カウンセリングだけで対応し続けたり、その人の性格を考えず、不適切なアドバ
イスをしてしまったり、カウンセラー自身の感情や抱えている問題に無自覚なため、
クライエントの心を深く傷つけてしまうことで、余計に問題を悪化さえててしまう
場合があります。

カウンセラーは、カウンセリングの知識だけでなく、精神医学、性格学、薬の知識
は必須だと私は思っています。
また、知識だけでなくカウンセラー自身が自分の心、自分の過去、現実に対して
向きあえてなければなりません。

そのためにカウンセラーとしてクライエントと接する前に教育分析を受け、
働き出してからもスーパーバイズを受けていることが、プロとして働くための
最低条件です。

 

お金の消費

カウンセリングの料金は、相場の目安としては、5,000円~15,000円
くらいではないでしょうか。
通い続けるにはそれなりの費用が掛かりますので、カウンセラーを選ぶ時、
料金設定は良く見てほしいと思います。
そして、なぜこのカウンセラーはこの料金なんだろうと考えてほしいと思います。

あまりにも料金が安すぎるところやいつも無料相談、無料カウンセリングをして
いるカウンセラーは、もしかしたらクライエントがあまりいないのかも知れません。
そうなると当然、臨床経験を積むことができないので、カウンセリングの腕も向上
しないでしょう。
そのため、たまに来談したクライエントも定着しないという悪循環に陥っている
可能性があります。

逆にあまり高すぎるところもどうでしょう?
カウンセリングは、基本的には1回通ったからと言って劇的に問題が解決する
ことはありません。
たくさんの金をもらったとしても、カウンセラーが1回のカウンセリングで
できることには限りがあります。
そのため、私は月に1回のペースならクライエントがカウンセリングを継続
できそうな料金設定にしています。

 

カウンセリングへの失望

カウンセリングに通うことを決意するには、それなりの勇気が必要です。
カウンセリングを継続するには、クライエントが自分の抱える問題を解決する
という意思が必要です。
カウンセラーは、クライエントのその思いに応え、誠実にカウンセリングを
続けてくことが大切です。

しかし、カウンセラーが不誠実な対応したことで、勇気を出しカウンセリング
を受けに行った結果、カウンセリングやカウンセラーに失望してしまい、
「二度とカウンセリング何か受けるもんか!」と思う人もいるでしょう。

カウンセリングに通う決意をした人の中には、必ずカウンセリングを受けた方
がいい人がおられます。
そういった方達が、カウンセリングを受けたことでカウンセリングを受ける気力
を無くしてしまうことは、その人の人生に関する何らかのきっかけを無くして
しまうことでもあります。

カウンセリングを受けようと決意し方には、最低限カウンセリングを受けて
悩みが解決しそうになくても、別のカウンセラーのところにも行ってみようと、
カウンセリングに希望を感じてもらえる対応をカウンセラーは心掛けていく
必要があります。

 

まとめ

上記に書いたように、カウンセリングには副作用もあります。
このことは、カウンセラー自身がしっかりと理解しておく必要があります。

カウンセリングには、心の悩みを解決に導く確かに効果があります。
これはカウンセリングについてある程度勉強すれば理解できることなので、
多くの人がカウンセラーとして人の役に立ちたい、立てると思うのでしょう。

しかし、効果があるということは、カウンセリングにそれだけの力があり、
その力は使い方を間違うと副作用を生無可能性があるということです。
カウンセラーは、そのことをしっかりと肝に銘じてカウンセリングを行って
行く必要があります。

私たちもカウンセリングの効果と背中合わせの副作用について、しっかりと
認識を持ってカウンセリングに臨んでいます。

カウンセリングとは何か  ・カウンセリングのルール       ・カウンセリングの効果
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