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心の悩みの相談は大阪のAXIAへ

2019/07/19
カウンセリング

精神科、心療内科、カウンセリングルームの違い

心の病や悩みが生じた時、改善のために自分がどんなサポートを受けることが適切なのかを知っておくことはとても大切です。
対処が違えば、改善できるものも改善できないということになってしまうからです。

しかし、心の病や心の悩みを抱えている状態で、相談すべきところを間違っているという方は少なくありません。
本来は、悩みを抱えた方は専門知識があるわけではないので、間違って相談にいってしまうのです。

このページでは、公認心理師が心の病になったら精神科や心療内科などの病院に行くべきなのか、カウンセリングルームに行くべきなのか悩んでいる方に、その違いを説明したいと思います。

精神科、心療内科、カウンセリングルーム、それぞれの特徴

精神科

精神科は、主に  精神疾患(うつ病、双極性障害、統合失調症、不安障害、PTSDなど)の診断、治療を行う医療機関です。 
精神科医(精神保健指定医を持っている医師)が診察を担当し、薬物療法(抗うつ薬、抗不安薬、抗精神病薬薬など)が中心になります。
公認心理師が在籍していて心理検査やカウンセリングを行ってくれるところもあります。

精神的な不調が日常生活を行うのに著しく支障をきたしている人が対象となることが多いのですが、その理由はうつ病、双極性障害、統合失調症に罹っている人は自分が病気であるという認識を持ちにくいため、日常生活に支障を来してから周囲の提案や緊急の入院なので医師に掛ることになるケースが多いからです。

心療内科

ストレスが原因で体に現れる症状(胃痛、不眠、動悸など)を、心と体の両面から診る科です。
精神科は精神保健指定医を持っている医師が在籍する必要がありますが、心療内科医は医師免許があればなることができるので、心療内科は精神保健指定医を持っていない医師が診察、治療を担当することも多いです。
心療内科は、ストレスで体調を崩しているが、明確な精神疾患とまではいえない人が通っていることが多いですが、精神科と心療内科を併設しているクリニックもあります。

カウンセリングルーム

カウンセリングルームは、話を聴いてもらって自分が抱えている問題に対応する方法を身につけたり、対応できる心の余裕を生むために利用する場所です。
また精神医学の知識を持っているカウンセラーであれば、医学的な観点からも話を理解して対応してくれます。
カウンセラーは、国家資格である公認心理師や民間資格の中で一番権威のある臨床心理士を持っている人もいれば、その他の民間資格を持ってカウンセリングをしている人もいるので、カウンセリングルームを選ぶ時はカウンセラーの資格にも注目していただいた方が良いかもしれません。

カウンセリングの対象者は幅が広く、精神病やストレス疾患を抱えている、気持ちの整理をしたい、ストレスや不安を抱えている、家族との関係で悩んでいる、仕事の悩みやキャリア、進路の悩みを抱えている、学校に関する悩みがあるなど、さまざまな人が利用することができます。
どのような相談にへの対応が得意かはカウンセラーによって違いますが、当社の場合は2008年に開業していて、複数のカウンセラーが在籍しているため幅広い相談に対応しています。

医師(精神科医、心療内科医)とカウンセラーの違い

心の病の病院は精神科と心療内科で、医師資格を持ったお医者さんがいます。
カウンセリングルームは、カウンセラーがいます。
それぞれが持っている資格については上記でも説明した通りですが、カウンセラーに関しては資格がなくても名乗れるので、相談する時は資格も確認した上でよく選んでください。
ちなみに「公認心理師」及び「心理師」は、公認心理師を有していなければ名乗ることができません。

心の不調を抱えている時に自分はどこに相談に行けばいいのかを判断するには、下記で説明する情報はとても重要な点なので頭に入れておいてください。

病気の診断に関する違い

精神科医や心療内科医とカウンセラーの大きな違いとして、まず医師は病気の診断を下すことができますが、カウンセラーはできません。
心の病に対しては精神障害者手帳と自立支援医療とい制度があり、これを受けるためには医師に診断が必要となります。
また、職場を心の病で休職する際の手配、傷病手当の手続きにも、医師の診断が必要となります。

ただ、精神科医の方が心療内科医に比べてうつ病、双極性障害、統合失調症などの患者を診てきた実績がある可能性が高いので、どちらに掛かろうか迷った時は精神科に行ってください。

薬の処方に関する違い

医師(精神科医、心療内科医)は薬を処方できますが、カウンセラーはできません。
心の病は、薬によって症状をコントロールする必要がある場合がありますので、そのような場合は、通院が必要となります。
医師の一番重要な役割は、心の病に対する対応として脳という臓器を視点を置き、症状に合わせて適切な薬を適切な量を出すことです。

話を聴く目的の違い

医師が話を聴くのは、正しい診断を行うため、そして症状が改善させるために適切な種類、適切な量の薬を出すためです。
感情を受け止め、ストレスを緩和し、孤独感を和らげ、気づきを促すという目的で話を聴いてくれるわけではありません。
その点を期待して病院に行くと、期待外れに感じてしまいます。

自分の現状や心境はカウンセラーに話して下さい。
カウンセラーは、心理的なアプローチによってクライエントの悩みが改善するためにサポートをする仕事なので、話をじっくりと聴いてもらえます。

カウンセリングルームを活用する理由

上記のことを踏まえて、カウンセリングルームは下記のような理由で活用していただければと思います。

  • 自分は病院に行くべきか、カウンセリングを継続するべきか知りたい
  • 感情や生い立ち、今置かれている環境について話を聴いてほしい
  • ストレスで症状が出ているけど薬はできるだけ飲みたくない
  • やってはいけない行動を止めることができない
  • 人間関係で悩み続けていて、ストレスを抱えている
  • 自分の性格や行動を変えて、人生をより良くしていきたい
  • 子供、夫、妻、両親など家族のことで悩んでいる


弊社は、公認心理師が在籍しているカウンセリングルームです。
そのため、このページを読んで頂きカウンセリングを受けた方が良いなと感じた方はご利用下さい。

もし、話を聴かせて頂い上で、精神科や心療内科に行って頂く必要があると感じた場合は、その理由を説明して精神科や心療内科にも通って頂くことを提案させて頂きます。

精神科や心療内科の通院を進めるということは、カウンセリングルームには相談できなくなるということではないので、その点はご安心下さい。
弊社には、精神科や心療内科への通院もしながら、カウンセリングは弊社で受けているという方もたくさんおられるので、そのような形でご利用頂くことも可能です。



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