幅広い分野で活用されている心理学 NLP
NLPとは日本語になおすと、『神経言語プログラミング』といいます。
これは、コミュニケーション学、心理療法、コーチングの知識や技法を取り入れ
体系化されたアメリカ発の心理学です。
アメリカでは大学の講義のカリキュラムに使われていたり、政治家やビジネスマン
も自己の成長に取り入れています。
現実に目を向け、行動パターンを順応させる方法
NLPでは、以下の3つの事を重要な事としています。
・自分が本当は何を望んでいるのか(方向性)
・今何が起こっているのか(現在の位置・状況を知る)
・変化・行動する為の選択肢を持つ(柔軟性)
漠然としていた思いや迷い、不安に感じていたことを意識的に考え明確にすれば、
本当に自分が進みたい方向にエネルギーを集中させて、行動が起こせるように
なります。
カウンセリングの中でも、クライエントに本心、現状、選択肢を確認してもらう
質問をすることがあります。
悩みを抱えているということは、求めているものがあるということでもあるので、
3つの視点を話を聴きながら確認して、クライエントにどうしていくのかを決断
してもらうことが必要になるのです。
カウンセリングへの導入
NLPでは“相手を尊重し、好奇心を持って接する”ことの重要性がとかられています。
これはカウンセリングでも大切なことであり、NLPをカウンセリングに活用して
いるカウンセラーもたくさんいます。
NLPは、自分のコミュニケーションパターンを振り返り、再構築していくことに
役立つちます。
人間関係、コミュニケーションで悩んでいる人は多く、その悩みの解決にNLPの
理論や手法は有効であると言えます。