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- 2020/10/02
- カウンセラーのブログ
権力を振りかざす迷惑な人 |人間関係のトラブル事例
特別扱いを求め、横柄な態度をとる人
権力を振りかざし、自分を崇めることや重要視することを求め、それが満たされないと他人を攻撃するというトラブルメーカーがいます。
そのようは人の心理的な特徴は、自己愛性人格障害の特徴が当てはまることが多いように思います。
自己愛性人格障害は、自分のことを称賛されたいという欲求が異常に強く、その反面他人への共感力は欠けていて、他人への嫉妬心が強く、安定した人間関係を築くことができないという特徴があります。
自己愛性人格障害の人が引き起こしやすい問題
自己愛性人格障害の人は、人間関係や社会で下記のようなトラブルを起こしやすい傾向があります。
あなたの周りにも思い当たる人はいませんか?
- 横領、着服などのお金に関する不正を起こす
- 他人を排除しようとして横暴な行動をとる
- 自分が特別な扱いをされないと激しく怒る
- 一部の人を仲間に引き入れ、誰かを攻撃する
自己愛性人格障害の人が他人に敵対心を抱く理由
自己愛性人格障害は、自分の存在や行いに対する過剰な尊敬や賞賛を求めているのですが、実際に周囲から得られる評価とのギャップがあるため、内心は常にフラストレーションを抱えています。
そのため、人間関係で自分に従わない人、異論を唱える人、問題点を指摘する人に対して異常な敵対心を示します。
さらに自分に非があっても認めることはなく、相手に問題があると言って攻撃的な態度を取り続けるため、その人の周囲からはどんどん人が離れていきます。
しかし、多くの人に賞賛され、尊敬されることで自分の強い劣等感を満たそうとしているので、フラストレーションはどんどん大きくなり、さらに他人とトラブルを起こす可能性が高まってしまいます。
自己愛性人格障害の人が引き起こしやすい問題もフラストレーションが不適切な行動として表れた結果なのです。
権力を振りかざすトラブルメーカーへの対処法
権力を振りかざし、他人に横柄な態度を取ってトラブルを起こすような人への対処法は、可能な限り距離を置いて関わらないという選択が一番です。
嫉妬心の対象となる人、自分を重要人物として扱ってくれない人を勝手に敵視して、言いがかりをつけて攻撃してきたり、仲間外れにしたり、陰口を言って対象者の評価を落とそうとするので、距離を置いて相手を刺激しなくても良い関係性になることが望ましいと言えます。
中には距離を置くことが難しいという場合もあるでしょう。
その場合は、特別仲良くすることもなく、相手を刺激しないようにして、その人にとって完全に取り込めないけど、安全な人であると感じてもらうことがトラブルに巻き込まれない方法です。
相手が抱えているフラストレーションを出来るだけ刺激しないという方法です。
本当に困った時はカウンセラーに相談
自己愛性人格障害の特徴を持っている人とコミュニケーションを取ることは疲れるし、その人に自分の方が力関係が上だと思われると理不尽な仕打ちを受けることも増えてしまうので、もしそんな人が近くにいて悩まされている場合は、カウンセラーに相談してみるのも一つの手段です。
カウンセリングでは、具体的な話を聴かせて頂くことができるので、その人の状況に合った対処法を考えてお伝えします。
職場の人間関係の相談では、権力を振りかざし、他人に横柄な人に悩んでいるというケースが多いので、似たような状況で悩んでいるという方はご相談下さい。
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