出産後に気持ちが沈んでしまっている方へ

女性が、出産後に心のバランスを乱したり、落ち込みが強くなる症状に、
マタニティーブルー産後うつがあります。
これらの症状は、似ているところもありますが、明確な症状、原因、対応も別です。
以下に2つの特徴を書いていますので、一度読んでみて下さい。

 

マタニティブルーとは

人は、脳内のセロトニンの働きが悪くなると、不安感、憂鬱感、不眠などの症状
が表れます。
その症状があまりに強いと、死にたいという衝動に駆られてしまう事があるのです。

女性は、出産と同時に、体内から大量のエストロゲンプロゲストロンという
ホルモンが排出されるのですが、 この2つのホルモンの減少は、セロトニンという
脳内物質の働きも悪くするといわれています。

上記のことが原因で、女性の何割かはマタニティーブルー という、ホルモンの変化
で起きる精神状態の変化を経験します。
これは、ホルモンのバランスの安定とともに治まることが多いので、 産後は無理を
せず、しっかりと栄養を取りながら過ごすことが大切です。

マタニティーブルーは、数日間心の安定が保たれないというケースであることを、
女性だけでなく、夫となる男性も理解しておくと女性は心強いと思います。

マタニティーブルーは、不安感、憂鬱感、不眠が短期間続くもので、それが原因で
死にたいという気持ちが表れる問題であり、生活のペースが戻ったり、栄養状態が
良くなれば改善していくと認識しておいて下さい。

 

産後うつとは

マタニティーブルーに比べ、産後うつは脳自体の生まれつきの要因によって起こる
症状です。
本来、うつ病になりやすい人、または過去にうつ病だった人が、出産という大仕事
を終えた後、数週間から数か月後にうつ病を引き起こした状態です。

これは、原因は不明ですが、生まれつきの脳内の神経伝達物質の働きの弱さから
くる病気で、産後という特定のタイミングはありますが、基本的にはうつ病だと
捉えてもらえばいいかと思います。

症状も、マタニティーブルーよりも長期化する恐れがあるので、 改善には充分な休養、
正しい栄養補給が必要です。
また、うつ病なので、症状に見合った薬を適切な量で 処方してもらうことも有効です。

産後うつになった時、カウンセリングで話を聴いてもらうのも良いかも知れませんが、
それは根本的な改善ではありません。
カウンセリングでも、心理的な原因探しをするのではなく、 正しい栄養の取り方を
説明してあげることが重要になります。

ただ、話を聴いてもらい苦しい思いを言葉にできた、自分辛さを理解してもらえたと
いう体験はストレスを軽減するので休養や栄養補給のフォローとしてカウンセリング
を利用して頂くことは非常に有効です。

 

まとめ

マタニティーブルーと産後うつは、違いはありますが 関連性もあり、出産をした後に
マタニティーブルーを経験した人は、 その後、産後うつを発症する可能性もあります。
そのため、産後は心の状態の変化を感じたら、無理をせず体を休めたり適切な栄養を
補給するということを心がけて 欲しいと思います。

また、産後のすぐあと、産後から少し時間が経ってから精神状態が不安定になったら
カウンセリングを利用して話を聴いてもらうだけでも心の支えになります。
マタニティーブルーと産後うつのどちらであれ、精神状態が不安定になると余計な
ことを考えたり、気持ちが沈んで自己嫌悪になることもあるので、過度に精神状態を
悪くしないためのケアとしてカウンセリングが役立ちます。

ただ、カウンセリングを受ける際は、マタニティーブルーと産後うつの違いや精神
医学の知識を持ったカウンセラーに相談して下さい。

 

 

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