最近カウンセリングをしていると、他人と接している中でいつの間にか自分を
責めるようになってしまったと悩んでいる人の来談が増えているように思います。
これまでは、自分を責めるようなことがなかったのに、職場や上司が変わってから
自分を責めて自己嫌悪になってしまうことが多くなるという経験をしたことは
ありませんか?

職場で上司と接しているうちに、いつの間にか1人になった時に自分を責める思考
になることが多くなってしまうのには理由があります。

他人に罪悪感を刷り込もうとする上司がいる

それは、人は無意識のうちに自分の要求を通すために、相手に罪悪感を与えよう
としてしまうことがあるからです。
これは、特に職場の上司から部下、先輩から後輩といった上の立場の人から下の
立場の人に対して要求を通そうとする時に見られる傾向です。
それも厄介なのが、多くの人は上記のことを無意識に悪気なくやってしまって
いるという点です。

 

罪悪感を与えるとコントロールしやすい

相手が申し訳ないという心理になると、自分の要求が通しやすいということを
過去の経験から学んでいる人がいます。
そのため、部下や後輩などが自分の言い分に納得していない時、自分にあまり
従ってくれない時に罪悪感を与えるものの言い方になり、その後要求を通そうと
してしまうことがあるのです。
そうするとコントロールすることが容易になるので、仕事であれば命令を利かせ
やすいのです。

他人コントロールされないためには

他人との関係の影響で、自分を責めてしまうようにならないため、コントロール
されないようになるためには、自分で考える力を養うことが必要です。

それはなぜかというと、人が自分の要求を通すために相手に罪悪感を与えよう
とする時には、物事を良いか悪いかという2つの判断基準で判定して、相手の
思考や行動を悪いと指摘しています。

そのため、他人から何かを指摘された時は、それは組織のルールに反していたり、
複数の人に迷惑を掛けたり、組織や自分の損失になるという点で悪いことなのか、
それとも相手にとって都合が悪いだけで、自分の思考や行動を悪いと言われている
のかを考え直すようにすると、相手の言葉によって過剰な罪悪感を持たなくて
すみます。

職場の正当な目的を達成するために自分の行動を改めるという意味での反省は必要
ですが、上司の個人的なの都合に振り回されて、その都合に行動を合わせるために
自分を否定していると心への負担が大きくなってしまいます。

いつの間にか自分のことを責めてしまうようになって心が疲れているという方は、
日頃の人間関係を見直してみて、周囲からどんな影響を受けているかを考えてみて
下さい。
それと並行して、自分の価値基準を育てていくと他人の影響で罪悪感を持つことは
少なくなると思います。

 

生活の中で、自分の都合を押し付けるために相手に罪悪感を押し付け、コントロール
しようとする人と出会うことを完全に避けるのは難しいと思います。
そのため、世の中にはそういう人がいることを知り、そんな人の要求に付き合う必要
がないことも知って、自分の心を守っていくことが大切です。
あなたの大切な人生は、他人の都合のために使われる必要はないのです。

 

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