中学生、高校生が抱える心の悩みにお応えします

弊社では、中学生、高校生からの相談にも対応しております。
公認心理師が在籍しており、中学生や高校生、その親御様に対するカウンセリング行なっています。

中学生、高校生に関しては、ほとんどが親御様からカウンセリングのご依頼が入りますが、カウンセリング自体はご本人だけで受けて頂くことは可能です。
もちろん、ご本人の了解のもと親御様と一緒に受けて頂くことも可能です。
また、スクールカウンセリングも受けているけど、その上で弊社にカウンセリングを依頼したいというケースにも対応しています。

守秘義務については、お子様が話された内容はご本人の許可なく親御様にお伝えすることはありません。
ただ、カウンセラーが親御様に伝えるべき内容だと判断した場合は、ご本人に許可を得て親御様にお伝えしたり、カウンセリングに同席していただくようにしています。

カウンセリングは、中高校のうちに問題解決能力を身につける機会

カウンセリングでは、中高生の話を聴きながら悩みの解決を目指しますが、それだけでなく大人になった時に正しく悩み、正しい選択ができるための力を養って頂くことも目的としています。

正しく悩む力とは、自分にどんな問い掛けができるかという力、自分への質問力とその質問の先にある決断力です。

両親から本当の意味で自立し、世の中に出ていくためには、自分の悩みと向き合って、適切な問い掛けを自分に向けながら、大切な決断をする力が必要になります。
そして、その力を養う方法がカウンセリングとして行う対話なのです。

正しく悩むことができるからこそ問題を解決するための力が身につきます。
カウンセリングを将来のための問題解決能力を身につける機会としても活用して下さい。

中学生、高校生のペースに合わせたカウンセリング

中学生、高校生は、思春期を経て自我の確立を図り始めている年代です。
この時期は幼いころに比べ口数も減る子が多いので、親からすると何を考えているのかわからないと思うかもしれませんが、心の中では自分自身とたくさん対話をしていて、親との関係についても今までとの違いを感じはじめている時期でもあります。

相談内容は多様ですが、これまで中学生や高校生のカウンセリングもたくさんやってきましたが、自分の感情や思考を自覚して言葉にする力には個人差があります。
そのため、上手く話すことができないという中高生もいて、カウンセリングの中で何を話して良いのか困っているということもあります。
しかし、カウンセリングを重ねることで話す力がついて、それが本人の日常にも良い影響をもたらすようになっているケースもたくさんあります。

カウンセリングは、中高生のペースに合わせて進めていくので、話すのが苦手、大人に何を話して良いかわからないという場合でも受けて頂くことが可能です。

中学生、高校生の時期は自分の心と向き合う大切な時期

中学生や高校生の話をよく聴かなければならない理由は、いろんな思いは生まれ始めているけど、まだまだ上手く言葉に出来ない時期だからこそ、誰かがよく話を聴くことによって自分の思いを言葉にし、自分の心の状態への自覚を強めていく必要があるからです。

自分の心を自覚することができるということは、大人になってから人生の課題にぶつかった時、自分自身に問い掛けながら乗り越えていく手掛かりを知るということでもあります。
カウンセリングでは、簡単に答えを与えるのではなく、中高生に質問を向けつつ、考える力を養ってもらいます。

不登校、思春期の悩み、人間関係の悩み、または問題行動等も含め、子供の抱えている悩みが表面化している時ほど、よく話を聴いてあげる必要があるのです。

私たちは中学生、高校生が、今抱えている悩みに対してカウンセリングという手段で向き合う際に、悩みの解決と正しく悩む力の確立を目指してお話聴かせて頂きます

未成年の方へのカウンセリングの方針

AXIAには、未成年の方もたくさんカウンセリングに来られています。
中学生や高校生でも、本人の希望というよりは、親御様からの依頼で相談の依頼が入るケースが多いです。

未成年が抱えやすい心の悩み

未成年の方からの相談依頼で比較的多い内容は下記のとおりです。

  • 学校に行きたくない、学校に行きたいけど行けない
  • 家に引きこもっている
  • いじめを受けている
  • 過食症、拒食症になっている
  • 万引きや人のお金を盗ることを繰り返している
  • スマホ、ゲームに依存している
  • 盗撮、痴漢、露出など性犯罪を犯してしまった

アイデンティティの確立悩みの解決につながる

未成年に関する相談内容は様々で、解決に必要な取り組みは相談内容ごとに違いがあるのですが、問題の解決だけでなくそれを再び引き起こさない
ために必要なものがアイデンティティの確立です。

未成年は、アイデンティティという自分という存在を支えるための心理的要素を確立している段階でもあります。
アイデンティティが不安定な時期だからこそ、様々な問題が生じやすい時期であると言えます。

カウンセラーがアイデンティティの確立の援助します

未成年の抱える問題にカウンセリングが有効なのは、問題を解決に向けて話を進めていくというだけでなく、カウンセラーとのやり取り、心の交流が未成年の心の刺激になり、大人になるということはどういうことか、どんな大人になりたいのかを考える機会になるからです。

人間は、無意識に自分の心の成長のために親、そして親以外の信頼できる大人に傾倒してアイデンティティを確立していくと言われています。
私たちは、未成年の方のカウンセリングでは、カウンセラーが問題解決をサポートできる存在というだけでなく、アイデンティティの確立の援助となるコミュニケーションを行うという意識で話を聴かせて頂きます。

上記で紹介している相談内容やそれ以外でもお子様のことで悩みを抱えておられる方はご相談下さい。

中学生、高校生のカウンセリングの傾向

中高生のカウンカウンセリングは、基本的にはご本人がカウンセラーと話をして頂きます。
小学生の場合は、お子さんの年齢や状態を踏まえて1人でカウンセリングを受けて頂く場合と親御様と一緒に受けて頂く場合があります。

最初の1回は、親子同伴で受けて頂くことも多いですが、ご本人の本心を話して頂くことが重要になるので、2回目以降はお子様だけで受けて頂き、
途中で親御様と交代して頂いたり、別の日に親御様に来て頂くなどして、親子で悩みの解決に取り組んで頂きます。

公認心理師も数名在籍していますので、安心してご相談下さい。

子供がカウンセリングに行くことに抵抗したら

だだ、お子さんがカウンセリングに行くことを抵抗する場合もあります。
本当は子供にカウンセリングを受けて欲しいけど、行く気配がないという場合は、親御様だけ相談に来て下さい。

カウンセリングを受けてお子様への関わり方を見つめ直したり、お子様の心理状態について考えることは、親子関係の変化につながります。
そして関係性の変化が、お子様の心理状態の変化や成長促進につながれば、ご本人がカウンセリングを受けなくても問題が解決することがあるので、親御様がカウンセリングをご利用頂くことも検討して頂ければと思います。



不登校に関するコンテンツ