不登校の支援は原因によって違う

自分の子供が不登校になったら、親としては当然心配だと思います。
子供に学校に行くように促しても行ってはくれない、口論になるなど、対応に困って
いる方も少なくないと思います。

カウンセリングでも子供の不登校に関する相談を受けることがありますが、よく話を
聴いて学校に行けていない原因をカウンセラーはもちろん、ご本人に理解をしていた
だくようにしています。

本人が自分が学校に行けていない理由がわからない、理由が漠然としているという
ケースもあります。
また、本人は自分が学校に行けない原因がわかっていても親には話しにくいという
こともあり、カウンセリングなら話してくれるということもあります。

不登校の原因がわかってこそ、学校に行くことが望ましいのか、今は無理せずに
行けるようになるのを待った方が良いのか、もしくは今の学校には通わないという
方向で考えた方が良いのか検討することができます。

子供が不登校になる7つの原因

どのようなことが不登校の原因になっているのか説明したいと思います。
不登校の原因として多い7つの項目を取り上げています。

人間関係のトラブル

人間関係のトラブルとは、いじめ、友人とのケンカ、先生との衝突や先生への失望
などが上げられます。
いじめは不登校の原因となりやすいですが、いじめについて先生に相談したら失望
したということで不登校になったというケースもあります。

無気力

学校に行った方が良いことはわかっているけど、行く気力が分らないという人も
います。
不登校の中では、無気力で学校に行けないケースが一番多い原因だと言われて
います。

無気力の場合は、学校に行くことを促す方が良いのか、本人の気力の回復を待つ方
が良いのかは、本人の状態や性格などを考慮して判断しなければなりません。
正論で学校に行く必要性を伝えても行けるようになるわけではないので、無気力
になっている理由やどんなことが投稿刺激になるのかを把握して、タイミングを
見て学校に行くことを提案します。

原因がわからない心理的、身体的不調

原因がわからない心理的、身体的不調とは、主にストレスによって心身の不調を
きたしていることが多く、学校に行けるようになるにはストレス原因を把握して
対処をすることが必要となります。
本人が学校に行きたくないわけではないので、学校に行くことを促す前に話を
よく聴いて心身の不調の内容や程度、ストレス原因をはっきりしていくことが
求められます。

勉強についていけない

勉強についていけないという学業不振が原因のケースもあります。
学業不振は勉強が苦手な子だけがなるのではなく、進学校に入って周囲の学力
の高さにプレッシャーを感じたり、劣等感を感じて勉強が出来なくなっている
こともあります。

発達障害

発達障害は、自閉症スペクトラム症、注意欠如・多動症、局限性学習症などの
影響によって学校生活を困難に感じることが多くなり、学校に行けなくなると
いうケースがあります。
発達障害が原因の場合は、本人だからこそ感じている学校生活の不安や戸惑い
があるので、それに寄り添いながら支援します。
学校だけでなく、今後の人生も含めて発達障害とどう付き合っていくことが
望ましいかを不登校をきっかけに習得する機会ととらえることが大切です。

家庭環境

親の不仲、離婚、リストラや親が手掛けている事業の不振による家計の悪化
などが子供の不登校につながっているケースもあります。
中には自分が家庭の問題要因となることで、家庭内にある問題を誤魔化すと
いう役割を担ってしまっていることもあります。

遊びや非行

遊びや非行については、その背景に家庭環境が原因としてある場合が多いと
感じています。
親の不仲、親からの過度な干渉、もしくは無関心、親の価値観への反発など
が遊びや非行に走っている理由として挙げられます。

原因に合わせたカウンセリング

カウンセリングは、話を聴くということが重視されていますが、不登校の相談
に対しても同じです。
しっかりと話を聴かせていただくことによって、どのような原因で不登校に
なっているのかがわかってきます。

原因がわかるからこそ、学校に行くことについてどのように話を進めていけば
いいのか、学校に行くことを促すべきかどうか、何を解決することで学校に
行けるようになるのかなどを判断できるようになります。

不登校の相談を受けた時は、学校に行けていない状態を善悪で評価するのでは
なく、学校に行けていない状態を生み出している原因や理由に目を向けて学校
に行けていない本人、親御様と最善の方向性を考えていくことを重視しています。

学校から先の人生に視野を向けて

不登校の相談では、子供が学校に行けない原因や理由によっては、学校から先
の人生についても一緒に考えるという取り組みが必要となることもあります。

子供も年齢が上がるほど学校から先の世界があることは理解しているので、
そこに希望を見出せるように話をしたり、自分の今の生活が学生生活を終えた
後の人生にどうつながるのかを想像できるように話をします。

学校に行けていないことだけを焦点にするのではなく、自分の人生について
しっかりと考え、自分で判断し行動していくビジョンを持ってもらうように
促すこともカウンセリングで行っています。

不登校に関するコンテンツ

不登校の相談、カウンセリング|大阪のAXIA