自尊心が低下する恋愛を続けていませんか?

カウンセリングでは、何度も失恋を繰り返してしまうという相談を受けることがあり
ますが、話を聴いていると毎回辛い思いをする恋愛をしているという人がおられます。
この記事では、失恋で自尊心が低下した場合、自尊心を回復させるのは恋愛ではない
ということについて伝えたいと思っています。

カウンセリングでは、失恋で低下した自尊心を新しい恋愛で回復させようとすること
で余計に辛い恋愛になってしまったという人の話をたくさん聴いています。
恋愛は、人生の中で自分の心理状態に影響する比重が大きいので、良い人生を歩める
ようにこの記事を読んでみて下さい。

失恋の後も辛い恋愛を繰り返してしまう理由

恋愛で、いつも何か問題のある男性を選んでしまっていて、安定した恋愛関係が築け
ない、恋愛ではいつも苦労しているという方は、前の恋愛の心の傷や自尊心
の低下を
そのままにして次の恋愛に移っている傾向が強いように思います。

自分の恋愛傾向を振り返ると、失恋のたびに自尊心が低下して、そのまますぐに次の
恋愛が始まっているという人は、下記の自尊心が低いまま恋愛と失恋を繰り返す人の
特徴を確認してみて下さい。

自尊心が低いまま次の恋愛に移ってしまう人は、無意識に下記のようなことをして
いる傾向があります。

辛い恋愛をして失恋を繰り返す人の特徴
  • 相手に直感的な不安や問題を感じても分かれるという決断ができない
  • 優しくされるとついこの人でいいかなーと思ってしまっている
  • 相手の気分を害さないように、自分の本心を押さえて接している
  • この人はいつか変わってくれると可能性の低い願望を持ってしまう


付き合っている中で辛い思いをたくさんして、自尊心が低下したまま失恋をして
しまうと、心にできた穴を埋めるために次の恋愛を求めてしまいます。
しかし、その選択が辛い恋愛を繰り返すことにつながります。

辛い恋愛を繰り返す人は、自尊心が低下したまま相手を探すことになるので、
こんな私でも受け入れてくれるならという思いから、多少問題を感じた相手でも
付き合えるなら付き合おうと思ってしまい、恋愛で同じ失敗を繰り
返すのです。

失恋の傷を癒す方法は自分を大切にする行動

1つの恋愛が、辛さや心の傷を抱えたまま終わった時、同じような恋愛を繰り返さ
ないために大切なことは、失恋している気持ちに浸ることです。
その中で自分のことを見つめて、自分の心を癒してあげてから新しい出会い
求める方が冷静な状態で相手をみることができます

しかし、失恋の後にその気持ちに浸って、自分の心を癒すことは簡単ではありません。
だから失恋の後は人に話を聴いてもらいたくなるのです。

その時、不安定な恋愛を繰り返している人ほど、異性に話を聴いてもらう傾向が強く、
話を聴いてくれた相手に心を許してしまい、良く考えることをせずに付き合い始める
ので、同じような辛い思いをする可能性が高くなってしまうのです。

失恋をした時は、自分の心を自分で癒すことができる人はしっかりと立ち直ることが
出来ています。
例えば、気分転換に旅行をしたり、同性の友達とどこかに遊びに行ったり、自分の
心や体を癒すような機会を作るなど、異性に依存しない方法で自分を癒しています。

その選択肢の1つにカウンセリングがあります。
カウンセラーは、同性でも異性でもカウンセリングの時にだけ会う人間であり、一定
の条件の中で相談ができる相手なので、適切なカウンセリングをするカウンセラーで
あれば依存することはありません。
失恋した自分の心を見つめ直すための機会を作ってくれるでしょう。

カウンセリングは自尊心の回復させる方法

失恋をした後、次の恋愛で自尊心を回復させようとすると辛い恋愛を繰り返す可能性
が高くなるので、失恋の後に話を聴いてもらうなら一定の距離を維持しながら相談が
できる相手が望ましく、その条件に当てはまるのがカウンセラーです。

カウンセラーなら、ただ恋愛の話を聴いてくれるだけでなく、性格傾向やストレス、
恋愛に影響する心理など、確かな知識を持って話を把握してアドバイスができます。

カウンセリングは、どのような相談でも自尊心を高めることを目的としたアプローチ
を行うこともあるので、恋愛で自尊心が低下している人にとって有効な手段だと言え
ます。

「カウンセリングで恋愛の相談なんてしてもいいのですか?」という質問を受ける
ことがありますが、恋愛には人間のさまざまな心理的要素が関係しているので、人生
全体を考えてもしっかりと向き合った方が良いテーマです。
恋愛が安定することは、仕事にも打ち込みやすくなる、結婚後の関係にも良い形で
つながる、人生の幸福感が増すということにつながるので、失恋をして自尊心が低下
しているという方はカウンセリングをご利用下さい。