都合の良い勘違いが再犯につながる

私は、盗撮行為を止めたいという方のカウンセリングも行っています。
盗撮の常習者の話を聴く中で感じている、盗撮常習者が持っている自分勝手で都合の良い
勘違いがあります。
もし、盗撮を止めなければと思ってこの記事を見ている人は、自分の心と照らし合わせて
読んでみて下さい。

盗撮をされていること女性は気づいていないと思っている

継続してカウンセリングを受けている人でも、盗撮をしたいという思いが再度出てきて、
そのことをカウンセラーに正直に話しながら、葛藤を重ねて乗り越えていくのですが、
カウンセリングを受けない人の場合、盗撮をしたくなった時に下記のような勘違いに
よって再犯をしている傾向があります。

盗撮を繰り返す人が持っている勘違いとは、
『盗撮は相手に触るわけではないので女性は取られていることに気づいていない』
というものです。

女性は盗撮をされている時に気づいていても、そんなことをする人に声を掛けるのが
怖くて泣き寝入りしているだけです。
気づかれていないだろうという認識は、盗撮をする人の都合の良い勘違いです。

次は気を付ければ逮捕されないと思っている

上記のような勘違いは、さらに次の勘違いを生み出す要因にもなっています。
一度逮捕されても盗撮を続けてしまうのも勘違いが関係しています。

その間違いとは、
『盗撮をして逮捕されたけど、何年間も捕まらづに続けてきたからもう捕まらない
のではないか』

というものです。
女性が盗撮をされていることに気づいていない前提なので、逮捕された後も女性に
気づかれずに盗撮をしていれば逮捕はされないと思っています。

カウンセリングは勘違いを改める機会

実は、盗撮をされていることを気付いている女性も多くて、怖くて拒否すること
ができないために気づかないふりをしているということもあるようです。
カウンセリングでは、その事実を盗撮をした人に伝えています。
勘違いを正していくことも盗撮を止めるための重要な要素だからです。

勘違いを正すことが再犯のリスクを減らす

カウンセリングの中で、早い段階で自分の勘違いを認めることが出来ている人
ほど再犯のリスクも低下していると言えます。
カウンセラーから聴いたことを表面的に理解したふりをするのではなく、自分の
勘違いを素直に認めることによって、逮捕されるということに危機感を持てる
ようになるのです。

盗撮の再犯をしてしまう人は、盗撮は捕まりにくいという間違った認識を持って
いる傾向が強いのですが、そんなことはありません。
本来は、捕まるからやらないのではなく、他人を傷つける行為だからやっては
いけないのですが、そういう気持ちが持てるようになるまでは捕まるからやらない
という気持ちでもいいので、盗撮を止めることが大切です。

カウンセリングを受けることは、依存症の背景にある否認の心理を改めるためにも
必要な対策です。
上記で紹介した勘違いは否認の心理から生まれるものです。
カウンセリングを受けることによって、自分の間違った願望と行為を正当化する
勘違いを正していくことは、再犯をしないため必ず必要な過程です。

カウンセリングを受けない人、カウンセリングをすぐに中断してしまう人が再犯
をしてしまうのも都合の良い勘違いが改められていないからだと言えるので、
盗撮を止めるためにしっかりとカウンセリングを受けて頂きたいと思います。

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