カウンセリングへの依存に関する質問
カウンセリングに依存してしまうということはありませんか?
カウンセリングを受けたいとは思っているけど、カウンセリング自体に依存してしまうことはないだろうかと心配している方もおられるようです。
おそらく、カウンセリングに依存してしまうことがないだろうか心配されている方は、カウンセラーに相談しないと不安になる、自分のことを自分で決めることができなくなる、カウンセリングにお金を使いすぎてしまう、というようなことを懸念されているのではないかと思います。
実際に聴いたカウンセリングへの依存
実際にカウンセラーに相談しないと不安で、小さな判断をする時にでもカウンセラーに頼ってしまうようになったという話を聴くこともあります。どちらかというと、カウンセリングよりも占いに依存して抜け出せないという相談を受けることの方が多いですが、時々以前のカウンセラーに相談していた時は依存していたような気がするという話をクライエント様から聴くこともあるのです。
ただ、カウンセリングは、必ずしも依存をするというものではありません。
その理由は下記にまとめてあるので読んでみて下さい。
悩む力を鍛えて自立心を高めるカウンセリング
カウンセリングに依存してしまわないか心配をされている方には、AXIAの方針を知っていただければと思います。
人生は悩むことなく生きていくことは難しく、誰かに悩みを解決してもらえることばかりではありません。
カウンセリングは、カウンセラーがクライエントの悩みを解決することではなく、クライエント自身が自分の悩みを解決するために正しく悩むことをサポートするものだということをAXIAのカウンセラーは大切にしています。
カウンセラーは悩みを聴くことはできても、クライエントに変わって悩みの解決のために行動できるわけではありません。
ただ、悩みというものは悩み方を間違ってしまうと深くなり、解決が難しくなってしまいます。
カウンセリングは、正しく悩む力を育む時間であり、カウンセラーは正しく悩む力が向上するように話を聴き、質問をしていくのです。
カウンセラーからの質問が自分への問い掛けに変わる
カウンセリングの中では、カウンセラーが話を聴きつつ、クライエントに対して質 問をしていきますが、その質問はクライエントの悩みについて正しい情報を得るという目的だけでなく、クライエントの認知や思考が悩みの解決に向かうための問い掛けが目的になっていることもあります。
人間は、心の中でさまざまな問い掛けを自分に向け、その上で自分の行動を選択しています。
この問い掛けによっては、悩みが解決しにくい行動を取ってしまうこともあります。
カウンセリングに来られている方は、少なからず自分への問い掛けが悩みの解決を妨げている傾向があるので、カウンセラーは質問によってクライエントの心の中で行われる自分への問い掛けの方向を適切なものに導いてい行きます。
そのようなやり取りを繰り返えすことによって、クライエントがカウンセラーに相談をしなくても自分の悩みを解決する問い掛けを行えるようになって行くので少しずつカウンセリングから離れていくことができるのです。
AXIAのカウンセラーは、クライエントの自立を促し、生きるために必要な悩む力を高める時間だという意識を持ってカウンセリングをしていますので、悩みが深い時に一時的にカウンセリングに依存することはあっても、そこから自立していくようにカウンセリングを進めていくのでご安心下さい。