占いに依存しているのではないかという悩み

悩みや迷いを抱えた時、答えを求めて占いを利用するという人も少なくないと思います。
弊社では、占い依存症から抜け出すための相談を受けていますが、まず最初に占いに対してどのような考え方を持っているかをお伝えしておきます。
占いに頼っていたけど、このままでは良くないと思ってカウンセリングを利用しようと思われた方が、安心して相談をすることが出来るように占いに対する考え方を開示しておくことが必要だと思っています。

占いに対する考え方

私は、占い師も1つの職業なので、人の悩みに応えるという点においてはカウンセラーと同じくくりに入ると思っています。
占い師とカウンセラー違いは、悩みに応えるという行為の背景にある専門性やアプローチ方法です。

どちらの職業にも共通する重要な点は、専門性やアプローチ方法に違いがあっても相談者の人生により良い影響を与えることができなければならないということです。
その上で、双方が納得する形で報酬のやり取りがあるのであれば、それは仕事として価値を提供したことになると思うのです。

占い師であれ、カウンセラーであれ、相談者の健康、人間関係、財産、行動に悪影響を与えないということがプロとして維持しなければならない安全性なのですが、それを意識せず自分の満足感や金銭的利益のために仕事をしているのは問題で、そのような占い師やカウンセラーは相談者を自分の依存させていることが多いため、依存から抜け出すことを支援するカウンセリングを行っているのです。

カウンセラーによる占い依存症の克服サポート

占い依存症は、依存症の一種であるため他の依存症と同じように『止めた方が良いとわかっていても止められない』という特徴や心のどこかに自分が依存していることを認めたくないという思いがあって、止めることを阻害しています。

人間は、誰かに相談して安心したい、気持ちを落ち着けたいという気持ちになることがあります。
その時に占いに行ったり、カウンセリングを受けたりすると思うのですが、大切なことは、悩みを相談したことによって心が落ち着くだけでなく、自分で考えて解決する力が少しずつでも向上していくことです。

占い師でもカウンセラーでも、不適切な仕事をしている人は相談者の考える力を奪ったり、人間関係を断ち切るようなアドバイスをしたり、頻繁に利用することを求めるなど、自立する力を低下させるようなアプローチをしています。
これを意図的にしている人もいれば、無意識でしてしまっている人もいます。

占い依存症を克服するためにカウンセリングを受けたいとお考えの方は、相談するという行為は一時的にカウンセラーに力を借りたり、必要な部分だけ助言をもらう行為ではありますが、結果的に自分の成長につながることが望ましいということ、そのようなアプローチをしてくれるカウンセラーに相談することが大切だということを意識して頂ければと思います。

占い依存症とカウンセリング

占い依存症は、一時的に占いを利用しないというだけでは改善したことになりません。
依存症は、その行為を一時的に止めたとしても再度行ってしまう要因が脳に定着している病気です。

依存症という観点から売らないというものを考えた時、一度占い依存してしまった人は今後占いを利用しない方が安全です。
それは占いという行為は、カウンセリングに比べてはっきりとした答えをくれるし、そのタイミングも早い傾向があるので、どうしても依存してしまいやすいからです。

カウンセリングでは、占い依存症を克服するために自分で考えて答えを出すという取り組みを進め、それが出来るようにサポートしていきます。
自分で考えるということは労力のいることですが、その力が弱いほど何かに依存しやすい傾向があるので、カウンセリングの中で思考力と決断力の向上は欠かせない目標です。

AXIAでは、占い依存以外の依存症の相談も多いため、依存症改善に関わって来たカウンセラーが複数在籍しています。
依存症が改善していく傾向も知っていれば、依存症が再発する傾向についてもよく知っています。
そのため、依存症の克服を進めつつ、再発を予防するためにカウンセリングを進めていきます。

面談での占い依存克服カウンセリング

基本的にカウンセリングは面談形式で行います。
依存症の場合は、話を聴くことはもちろん、依存症のメカニズムを説明して改善に必要なことは何かを理解していただくことに力を入れています。
それは、依存症は自分が依存状態であることを認めることで改善の可能性が大きくなるからです。

占い依存症の場合は、先のことがわからないという状態に過剰なストレスを感じていて、そのストレスの回避として占いに頼っている傾向があります。
そのため、先のことがわからないままでも今自分ができることから実行していくというメンタリティを養って頂くことが大切です。

面談カウンセリング

オンラインでの占い依存克服カウンセリング

オンラインカウンセリングの利点は、遠方からでも相談ができるという点です。
占い依存症の方はオンラインカウンセリングを希望される方が他の相談内容に比べると多いように思います。

オンラインカウンセリングの場合でも、面談カウンセリングと方針は変わりません。
依存症のメカニズムをよく理解して頂くところから克服が始まります。

オンラインカウンセリング

まとめ

占い依存だけでなく、依存症は克服可能な心の病です。
自分が依存症であることを認め、依存症の特徴をよく知り、克服のための行動を継続することが克服につながります。

脳内では、無意識に行われている活動と意識的に行っている活動が行われているので、脳機能の観点から依存症になる理由や依存症が改善する理由をよく理解している人に相談することが望ましいと言えます。

AXIAでは、話をよくお聴きする上に依存症に関する説明や克服に必要なアドバイスも行っていくので、占い依存症にお悩みの方はご相談下さい。


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