なぜ、リストカットをしてしまうのか?

今、リストカットをしていて、止めなければならないと思っているけど、止めることができないという方は、このページを読んでみて下さい。

リストカットは、思春期くらいから始める人が多く、成人してからも続いている人もおられます。
未成年でも20歳以上の人でも、リストカットをしているということに問題意識はあっても誰かに相談することが難しいという場合が多いようです。

リスクカットをしている人の中には、自分がなぜリストカットをしているのか自覚している人もいれば、よくわからないけど嫌なことがあったりすると手首を切ると気持ちが落ち着くから続けているという人もいます。

リストカットが心の葛藤を治めるための手段になっている

リストカットをしている人に共通しているのは、リストカットをするまでに至った心の悩み、葛藤を親に聴いてもらっていない、親に対して怒りの感情がある、または親以外でも人間関係で怒りを抱える出来事があったとしても我慢せざる状況というような共通点があります。

リストカットは、本来他人に対して向かう怒りが自分に向いた結果として実行してしまうという傾向があります。
人は何らかの動機がないと、リストカットのような形で自分の体を傷つけたりはしないのです。
リストカットをしておられる方は、誰もが心に消化できない思いを抱えておられます。

生きている実感を取り戻すためのリストカット

自分には現実感がない、生きている実感が薄い、という感覚を持っている人がいて、リストカットをして自分の血を見ることで現実感や生きている実感を感じることができるので、リストカットをしているという人もいます。

上記のような状態を離人感と言いますが、心が処理しきれないストレスを受け続けていると、自分の心を守るため陥る状態です。

代理行為としてのリストカット

リストカットをしている人の背景には、必ずストレス原因となっている他人が存在しています。
その他人は親や恋人である場合も少なくありません。

リストカットは、他人に対する怒りの感情が自分に向いているのですが、怒りという感情でつながっている人間関係は心に大きな負担となります。
そのため、怒りを少しでも誤魔化すためと怒りの対象となっている相手との関係を『切りたい』という思いの表現としてリストカットを行っている人が多いのです。

リストカットが、身近な人との関係が原因で生まれる心の葛藤が表れている行為であるというのは、本来は安心や信頼を感じる関係性を築きたいのにそれができていないという思い、そういう思いがあるので相手との関係を切りたくても切れないという思いが複雑に絡み合って、行動化されているということです。

リストカットは自分で自分を傷つける行為であり、自傷行為の一つではありますが、自殺をすることが目的ではないのです。
葛藤からの解放、葛藤を生み出している関係の拒絶を意味している行為です。

そのため、一見明るく、飄々としている人、一見精神的に強そうだと感じられる人が、実はリストカットをしているということもありえます。

リスクカットが止められない場合はカウンセリングへ

リストカットをしてしまう動機は、その動機を生みだしている葛藤が治まらないと無くなりませんが、人間は生活している中で全く葛藤のなく過ごすことは難しいと言えます。
そのため、カウンセリングは、話を聴かせて頂きながら、人生の中で生じる葛藤に対して柔軟に対処していく力を養って頂くことを目的に行っています。

無理にリストカットについて話す必要はありません

リストカットを止めたいという相談の依頼であっても、止めることが難しい場合はカウンセリングの中でリストカットについて聴かれることが辛くなります。
カウンセラーは、リストカットを止めるまでの過程にどのような経過を辿るかを知っているので、無理にリストカットについて話さなくても大丈夫です。

リストカットは、葛藤を治めるための代理行為なので、カウンセリングの中では親子関係、恋愛関係や夫婦関係などについて思っていることを沢山話して頂いて、心の葛藤をコントロールする力を養っています。

自分で心の葛藤を受け止めてコントロールできる力が付いてくれば、リストカットをする必要がなくなります。
リストカットを止めたいという相談では、それ以外のことを話している時間の方が長いので、遠慮せず話したい話をしてください。

リストカットを止めたいという方は、一度カウンセリングを受けてみて下さい。


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