パニック障害と叫びたい衝動

パニック障害の人の中には、急に大声で叫びたくなるという衝動が心の中に生じると
いう人もいます。
実際には、かなり追い込まれないと叫びだしたりしませんが、自分が叫びたいという衝動
を自覚している時は、抑えきれない衝動と叫ばないようにしている理性との葛藤で辛い
思いをしていることが多いです。

もしかしたら、この記事を読んでいただいている方は、叫びたくなる衝動を感じることが
あるという人かもしれません。
もしそうであるなら、なぜ人は叫びたい衝動が出てくるのかということ、それを治める
方法についてこの記事で学んでいただければと思います。

叫びたい衝動を抱えている人は、パニック障害であるという人もたくさんおられます。
なぜ、パニック障害の人が叫びたい衝動という共通した悩みを抱えているのでしょうか。
それは、パニック障害になりやすい人の特徴が関係しています。

不安がりで神経質

パニック障害になる人は、不安がりで神経質でいつも何か起きるのではないかと先回り
をして心配をしている傾向があります。
不安や恐怖というのは、脳を刺激して神経の働きを過敏にします。

それは、人間を含む動物の脳は、自分の命を守ることを優先に働く性質を備えている
ため、不安や恐怖を感じると危険なことに対処できる準備をしようとするため、神経
の働きが過敏になるのです。

他人に気を使いすぎる

上記のような特徴に加えて、他人に気をつかいすぎてしまうという傾向もあるため、
不安や恐怖を感じていたり、不満を抱えていても他人に遠慮して助けを求めたり、
話を聴いてもらったりしません。
ストレスを抱えていても我慢し続けてしまう傾向があります。

優柔不断

さらに優柔不断という特徴も持っています。
自分が今何をすべきか、何をしないべきかということ優先順位を整理して、抱えて
いる問題を処理していくことが苦手です。
優柔不断な性格は、自分が行う行動を選択することが苦手なだけでなく、不安に
対しても自分が決断した選択によって結果が悪くても仕方がないと腹をくくれない
ということにもつながるので、不安を抱え続けることになってしまうのです。

突然、叫びたくなる理由

上記のような特徴を持っている人は、仕事や人間関係で心理的負荷を受け
続けると、脳のストレスの処理、ストレス原因への対処や回避などが上手く
できずに脳が負担を負ったままになります。
その結果、強引にストレスから逃れる方法として衝動的な行動として選択
するのが【叫ぶ】という行動なのです。

叫ぶと気持ちが落ち着くことがある

実は叫ぶということは、脳内のアドレナリンを活性化する効果があり、
叫ぶことで脳のパフォーマンスが上がるのです。
叫びたい衝動というのは、人間が自分の意思決定によって対処できない
問題やストレスを強引に処理するための方法でもあるのです。

叫ぶことで一旦はアドレナリンを増加させ、それが落ち着いていく
過程の中で、気持ちが鎮まる感覚が生まれて我に返ることができるため
脳は自己防衛の手段として叫ぶという選択をしようとするのです。

しかし、日常生活の中で安易に叫ぶことは難しいため、叫びたい衝動が
生まれることも悩みとなるのです。
叫びたくなったら遠慮なく叫んでいいのであれば、叫びたい衝動を感じ
ても困りませんが、叫びたくても叫べないからこそ困るのです。

カウンセリングで叫びたい気持ちを落ち着ける

叫びたい衝動に駆られることがあるという人は、カウンセリングを受ける
ことをおすすめします。
叫ぶ代わりに自分の心に中にたまったさまざまな思いをすべて吐き出して
しまいましょう。

遠慮なく自分の思いを話している時は、脳は軽い興奮状態になります。
叫ぶよりは緩やかな興奮ですが、1時間ほど話をすれば興奮状態を続ける
ことになるので、その間に脳が興奮して鎮まるという過程をたどります。
その結果、少し気持ちが落ち着いてきた、楽になったという感覚を得る
ことができるのです。

叫びたい衝動を感じるということは、日ごろ上手くストレスのケアが
出来ていなかったり、不満を感じる状態が続いている可能性があるので、
無理をせず話を聴いてもらう時間を作って下さい。

パニック障害とカウンセリング

 

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