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2023/01/15
カウンセリング
多い相談内容

カウンセラーの種類と選び方

カウンセラーの種類

カウンセリングを受けたいと思っていくつものカウンセラーのプロフィールを見ても、最終的にどのカウンセラーを選べばいいのか迷ってしまうという方がおられると思います。
当社に相談に来られている方も、いくつものカウンセリングルームのサイトを見て、複数のカウンセラーを比較した上で予約をしたという方がおられますが、結構迷ったとおっしゃられています。

自分の大切なことについて相談をするので、誰に聴いてもらうのかを迷ってしまうのは当然のことだと思いますが、少しでも選ぶ基準がわかるようにいくつかの観点からカウンセラーの種類について説明したいと思います。
相談するカウンセラーを選ぶために参考にして下さい。

資格による違い

カウンセラーの違いを判別するわかりやすい基準の1つが資格です。
資格で分けると下記のような分け方が出来ます。

  1. 公認心理師と臨床心理士という2つの資格を持っているカウンセラー
  2. 臨床心理士だけを持っているカウンセラー
  3. 公認心理師と民間資格のという2つの資格を持っているカウンセラー
  4. 公認心理師だけを持っているカウンセラー
  5. 民間資格を持っているカウンセラー
  6. 資格を持っていないカウンセラー

1は、公認心理師という国家資格と臨床心理士という大学院で専門課程を学ぶことで受験資格が得られる資格を持っているカウンセラーです。
学歴と知識として学んできたことの専門性が一番高いと言えるのがこのタイプのカウンセラーです。
ここでいう知識は、あくまで大学や大学院で学ぶ知識のことですが、専門の学部で学んできた人は卒業後も学び続ける姿勢を持った人の数は、下の4つの
カウンセラー資格の所有者よりは多と思います。
あと、臨床心理士を持っているカウンセラーは、心理検査に関して他の4つのカウンセラーよりもしっかりと学んできた経験があると言えます。

2は、臨床心理士だけを持っている状態ですが、この資格は公認心理師が誕生するまでは心理職の中で一番権威の高い資格であったので、上記でも記載している通りしっかりと心理学やカウンセリングに関して学んできている人が多いと言えます。

3は、最初に民間資格を取得してカウンセラーとして実務経験を5年以上積んだと認定された人が公認心理師を取得したというケースが多いです。
一定の実務経験を積んでいるという点では、実際の相談に応じる力の高さは期待できます。
ただ、公認心理師の資格取得の際に5年の実務経験という定義があまりにも広かったため、同じ5年でも人によって全く実務経験の内容と質が違っているという現状があります。

4は、働いていた職場で、カウンセラーとしての心理相談ではなくそれに類似すると言えそうな仕事をしていて、その実務経験が認められて公認心理師を取得しているというケースです。
この場合は、カウンセラーとして独立している人の数は少ないと思いますが、公認心理師取得をきっかけに独立をした人もいるかもしれません。
カウンセラーとしての知識も実務の実力も不明確だと言えるでしょう。

5は、民間のカウンセリングルームが発行する資格だけを持っているカウンセラーで、5年以上の実務経験があった上で公認心理師試験に受からなかった、または受けなかったカウンセラーと公認心理師の受験資格が得られず民間資格だけを持っている状態のカウンセラーです。
このタイプは、どのような知識、実務経験、実力があるのかという点が選ぶ時のポイントになると思います。

6は、カウンセラーは資格名ではなく職業名であり、資格がなくても名乗ることは出来ます。
そのため、世の中には資格のないカウンセラーが存在しないのも事実です。
資格がないというだけで誠実で質の高いカウンセリングができないとは言えませんが、専門知識、技術、カウンセリングに関する法律などを学んでいないケースもあるので資格のない人に相談を依頼する場合は、6つのタイプの中で一番相談する上でのリスクは高くなるという意識は持ってもらった方が良いでしょう。

臨床経験による違い

もう1つのカウンセラー選びの基準は臨床経験の違いです。
臨床経験というのは、心理職の場合は心理的な悩み、症状などの問題に関する相談に対応してきた経験です。
例えば、心理相談ではない形で人の相談に応じてきた経験は臨床経験とは言えないと思うので、カウンセラー資格の4のタイプの場合は厳密な意味での臨床経験は乏しい可能性があります。

どのようなカウンセラーが臨床経験が多いかというと、どこに勤めていたとしても毎日相談依頼があり、毎日カウンセリングを行ってきたカウンセラーです。
単純に数だけを経験とみなせるわけではありませんが、カウンセラーがどのようなカウンセリングをしているか、その質がどの程度かを確認することは難しいので臨床数という数値を1つの目安にするということです。

資格と臨床経験からカウンセラーを見極める

カウンセラーを選ぶポイントに本を出していることや講演実績を参考にする方もおられますし、信用の1つの目安にはなりますが、判断材料が多いと迷ってしまうと思うので、カウンセリングを受けたいという理由でカウンセラーをお探しの場合は資格と臨床実績の組み合わせで判断して頂くのが良いかと思います。

資格というは、カウンセラーがホームページに嘘の記載をしていない限り客観的な判断基準です。
公認心理師は、資格を有していないものが無断で名乗ると法律により罰せられるので、資格を胡麻化して記載しているカウンセラーはかなり少ないと思います。
ただ、資格を取得するために必要な能力が、カウンセリングでクライエントのニーズに応えていく能力と一致しているわけではないので、資格の有無について客観的に判断できるが実力については資格のみでは測りにくいと言えます。

臨床経験は、実際にカウンセリングを行ってきた数ですから、数が多いほどそれだけの依頼を受けているという点での信頼の証にはなると思います。
ただ、臨床数に関しては、ホームページで確認できるものが本当かどうか見わけがつけにくいという点で客観性は資格よりも劣ります。
カウンセラーがコンサルタントに集客支援をしたら、嘘の臨床数を記載することを求められたという話も聞いたことがあります。

取得している事実に客観性のある資格と臨床経験を図るのに客観性に乏しい臨床数。
知識量や資格取得までの勉強量が多さを判断できる資格と数値が正しければカウンセラーの実力の目安になる臨床経験。

この2つの視点を意識した上で考えると、資格で首位分けを1〜3のカウンセラーでプロとして働き始めて5年以上経過したカウンセラー、もしくはプロとしての実績は5年に満たないが信頼できる事務所で働いている若いカウンセラーであれば、良いカウンセラーを選択できる確率は上がるのではないかと思います。

カウンセリングは、形にないものを提供しているサービスなので、そのサービスの質を見て判断して選ぶことができないところが難しいところです。
ただ、2008年からカウンセリングをしてきたカウンセラーとして言えることは、カウンセリングというものが人の悩みの解決はもちろん、人が自分の人生の変えたいという時の支援になるものだということは実感しているので、最初に選んだカウンセラーがイマイチだと感じたとしても別のカウンセラーを探してもらえればと思います。






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