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2020/05/30
相談事例
恋愛の悩み

別れたいのに別れられない恋愛を止める決断

別れたいのに別れられない恋愛依存症

別れた方が良いのに決断ができないという悩み

カウンセリングでは恋愛の相談を受けることがあります。
恋愛は、いろいろな人間関係の中でもお互いの本性が出やすい反面、簡単に関係を切ることができたいという点が悩みに発展しやすい理由だと感じています。
カウンセリングには、パートナーと別れたいけど別れられないという女性からの相談に対応することは多いのです。
この記事では、別れるという決断ができない人の心理的特徴について解説しています。

別れたいのに別れられない状態に陥っている人の特徴

別れたいけど別れることができないという人は、本人が自覚できているかどうかは別として以下のような状態に陥っている傾向があります。

  • 暴言を吐いたり暴力を振るわれることがあるけどその後は優しくしてくれる
  • 相手から過度な束縛を受けているがそれだけ愛してくれていると思ってしまう
  • 浮気をしていることは知っていても自分だけを選んでほしいという思いがある
  • 別れるという気持ちを伝えると相手がどんな行動に出るかわからなくて怖い
  • 別れることを考えると一人になった時のことを考えて不安になる

この記事を読んでいる方の中には、上記の中に当てはまるものがあるという人もおられるのではないでしょうか。
自分の心身の健康、時間、交友関係、尊厳などが損なわれていても相手との関係を保てないかという思いが働いてしまう状態は、恋愛依存症であると言えます。

別れられない恋愛依存という状態

恋愛依存症になっていると無自覚のうちに相手の言動にコントロールされ、冷静に考えることが難しくなっています。
別れた方が良いことはわかっていても別れられない人は、男性の以下のような言葉に反応してしまいます。

「お前がいないと俺はダメだ」、「別れるくらいなら死んだ方がマシ」、「別れるなら仕事も辞める」など

あなたもこれらの言葉によって決断が妨げられていることはないですか?
上記のような言葉によって分かれることができないと感じてしまうのは、相手を見捨てることに罪悪感を感じさせるような言葉でもあるからです。

罪悪感を与えられるとコントロールされやすくなる

人間は、罪悪感を刺激されると相手の言いなりになってしまう可能性が高まります。
あなたがパートナーと別れることが難しいと感じているなら、別れたら罪悪感を感じるような言葉を掛けられている可能性があります。

別れたいけど別れられないという方は、『別れた方が楽で、次は幸せな恋愛がしたい』という思いを持ちつつも、それ以上に『別れるということを考えると生じる強い不安と孤独感』を抱えておられます。

別れたら○○という条件をだされると、付き合っていても辛い、別れるのも辛いというどっちを選択しても辛いという心理状態になっているために、別れたくても別れられないという状態になってしまうのです。

別れるという決断は幸せになるという宣言

恋愛依存症になっている人の特徴として、パートナーといると苦しいと感じているのに別れると孤独になり、自分が他人から必要とされない人間のような気持ちになってしまい辛くても付き合い続けるという傾向があります。
このような人は、『パートナーがいると満たされているけど、一人だと寂しい、自分がみじめに感じられる、自分の価値を感じられない』というような認知を持っている可能性があります。

反対に恋愛依存症になりにくい人は、『パートナーがいないと少し寂しいけど一人も決して悪くない、パートナーがいてもいなくても自分を誇らしく思えたり、自己価値を感じられる部分がある』という感覚を持っています。
パートナーがいない状態でも幸福感があるし、パートナーがいると幸福感が増すという言い方もできます。

別れた方が良いのに別れるという決断ができない人は、付き合っていることも辛いが別れることも辛いという感覚ですが、恋愛関係によって自分の生活や尊厳が損なわれるなら別れて自分の幸福を築き直すという感覚を持っています。
望ましくない恋愛関係を辞めることは、幸せな人選を選択するという宣言でもあるのです。

カウンセリングは幸福を選べる自分になる機会

別れたいけど別れられないという悩みを持っている方の多くは、幼少期からの親子関係が不安定で自己価値が低くなってしまっていたり、人を信頼する気持ちが弱くなってしまっています。

自尊心が低下していると相手に依存されることで自尊心のバランスを取ってしまうので、問題のあるパートナーを支えなければならい気持ちになってしまいます。
また人を信頼する気持ちが弱い人は、一度付き合い始めたらパートナーだけが信頼できる人のような感覚になるので、相手の言動によってコントロールされやすくなります。

そのような状態から抜け出すには、相手から依存されることで自尊心を一時的に満たすのではなく、自分のことを大切にする決断と行動を続けていくことが必要です。

恋愛依存症になっている人のカウンセリングでは、自尊心の回復、人生観の見直しを進めてパートナーの有無の関わらず自分の人生に充実感や幸福感を感じられることを目的に話をしていきます。
パートナーがいない状態を少し寂しく感じることは決して異常ではなく、パートナーと別れることを考えると寂しさもあるという状態も以上ではありません。
しかし、心身の健康、時間、交友関係、尊厳などを損なわれるような関係から離れるという決断ができる意思力も持っていてほしいと思います。

別れた方が良いと感じる恋愛を止めるという決断は、恋愛だけでなく人生全体に大きな影響を与えるものであり、決断に至るまでの過程は自分の生き方を見直していく時間でもあるので、カウンセリングではその過程をしっかりとサポートさせていただきます。
別れる決断ができないという恋愛依存症でお悩みの方は一度カウンセラーにご相談ください。


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