上司が頼りないとストレスレベルが高くなる
上司が頼りない人だとストレスレベルは高くなると言われています。言うことや方針をコロコロと変える上司がいるという点は、ストレスレベルが高い職場の特徴の1つです。
不自由で仕事の予測ができない職場は働きにくい
組織で働く以上は、上司の指示を理解してそれに沿った行動をとることが求められるので、不自由さも多いのです。
それだけでも一定のストレスがあるのに、上司の方針がコロコロと変わってしまうと安心して仕事をすることができません。
人は、時間や行動を拘束されたり、管理されることがストレスになる上に、上司の方針によって予定や考え、行動を変えなければならないとなると、先を予測して働くことができなくなるので、ストレスが大きくなってしまうのです。
例えば、新しい仕事を始めた時は経験がないため、十分な予測ができずに疲労感を感じやすいのですが、上司の言うことがコロコロと変わるというのは、経験のない仕事を行うような緊張感に近いものがあるため、ストレスも大きくなるのです。
無責任な人が権限を持つと部下にストレスが掛かる
指示や方針がコロコロ変わる上司は、概ね部下からあまり信頼されていません。
組織では、役職が上がるほど実務よりも状況の分析や決断が上司の役割として大きくなっていきます。
部下もそれを安心して上司にゆだねられるからこそ思い切って働くことができ、部下が安心感を感じられる上司は人間的にも信頼されます。
しかし、責任感を持っていない上司ほど、指示や方針をコロコロと変えて部下を振り回します。
自分に与えられた権限の使い方を間違っている上司は、権限を持つということは責任が生じるということを分かっていません。
無責任に指示や方針を変え、結果が出なければ部下の責任にしてしまうような上司の元で働いていると不満と憤りを感じストレスが増段してしまいます。
不満を感じる上司への対処法
ストレスレベルの高い職場で、ストレス要因が上司である場合の対処法を紹介します。
頼りないだけの上司と責任感の無い頼りない上司で対処法が少し違うので、自分の職場の状況に合わせて使い分けて下さい。
頼りない上司に対する対処法
最初に提案する対処法は、一応それなりの責任感はあるが、頼りない上司への対処法です。まず、上司を頼りないと感じるということは、あなたが上司よりも想像力、洞察力、分析力、判断力、決断力、などに長けているのかもしれません。