ゲームが止められないという悩み

中高生の子供を持つ方の相談では、子供のゲーム依存症に関する話が多いです。
ゲーム依存症の相談は、話を聴いてみると明らかに依存症だと言えるようなケースもありますが、中には親が求めている勉強の時間ほど子供が勉強をしていなくて、ゲームをしている子供を見て依存症だと感じているというケースもあります。

前者の場合は、ゲーム依存症になっている子供の親御様に来て頂きつつ、タイミングを見てお子様のカウンセリングに移行していく形を取り、ご本人の動機を確認しながら改善を目指していきます。

後者の場合は、基本的には親御様のカウンセリングを進めていき、子供に対するアプローチ方法を考えてもらうようにします。
親からのアプローチが変わることで勉強やスポーツなど、ゲーム以外のことに取り組む姿勢が変わるケースもあります。

もし、自分がゲーム依存症ではないかと感じる方、自分の子供がゲーム依存症ではないかと感じる方は、一度下記のチェックテストを行ってみて下さい。

ゲーム依存症の特徴とチェック

今、スマホを触る時間が増えて、日常生活に支障をきたしている人が増えているようですが、その理由の一つがゲームです。
ゲームを止められないという人は、下記の特徴のうち複数のものが当てはまると思います。

ゲーム依存度チェックテスト
  • ゲームによって睡眠不足になっている
  • ゲームをすることで仕事や勉強に支障が出ている
  • アルバイト代や給料の大半をゲームの課金に使って
  • ゲームをしていて友達のと約束や大事な予定に遅れることがある
  • ゲームをしていることに関して家族や他人に嘘をつくことがある
  • ゲームをしていない時間は落ち着かない
  • ゲームをする時間を短くしようとしたができなかった

上記の複数の項目が当てはまるという方は、ゲーム依存症かもしれません。

スマホゲームに依存しやすい理由

以前からもゲーム依存症になっている人はいましたが、スマートフォンの普及はゲーム依存症の増加に拍車をかけたと感じています。
それは、従来のテレビゲームに比べてスマホゲームの方が依存しやすい要素が多いからです。

スマホゲームの依存性を高める要素

スマホゲームが依存しやすい理由
  • どこにいても気軽にゲームを始めることができる
  • 内容がどんどん更新されてゴールがはっきりしていない
  • あたりが出ると興奮するという心理を刺激する仕組みになっている
  • 同じゲームをしている人とつながりが生じる
  • 同じゲームをしている人から評価を得られ、自尊心が刺激される

上記のような要素は、多くのスマホゲームに共通しています。
世の中で出回っているスマホゲームの中には、依存性を高めやすいものがたくさんあるということです。

もしかしたらゲーム依存症かもしれない

    もしかしたら自分はゲーム依存かもしれないと思う人は、まずは依存症の相談実績が豊富なカウンセラーに相談して下さい。
    自分のことをゲーム依存症かもしれないと感じることができているなら、改善の見込みもあります。
    依存症の改善は、まず自分の状態を認めることから始まるからです。

    もしかしたら自分の子供はゲーム依存かもしれないと思う人は、まずは親御様がカウンセリングを受けて下さい。
    依存症全般に言えることですが、ご本人がカウンセリングは嫌だと言い、通わない、通い続けないということが良くあります。
    依存症は、改善のために環境の変化、整理が必要な心の病ですので、環境に影響を与えることができる親御様が、環境を整えていくことで本人の変化を促すことが必要となります。
    カウンセリングでは、どのようにして依存症者がゲーム依存症を克服を促すのかをアドバイスしていきます。

    ゲーム依存症を克服するカウンセリング

    依存症を克服するための手段としてカウンセリングを活用して下さい。

    ゲーム依存症をはじめ、依存症全般を克服するには、自分が依存症であることを認めて習慣を変えていかなければなりません。

    カウンセリングでは、依存症のご本人が相談に来られている場合は、話をしながら認知の歪みを正すこと、ゲームをしてしまう環境を変えることなどを目的に話を進めていきます。

    依存症者のご家族が相談に来られている場合は、まずは依存症者とご家族の関わり方によって、依存症者の変化を試みていきます。
    家族のアプローチが続く中で、依存症であるご本人がカウンセリングを受けるようになることもあります。
    依存症者がカウンセリングを受けない場合は、家族からのアプローチを続けて、本人の習慣の変化を促し続けます。

    依存症を克服することは決して簡単ではありません。
    克服を試みても、再度依存行動を再開してしまう人もいます。
    しかし、あきらめずに根気強く克服を目指すことで、依存行動をしない生活を確立する人もたくさんおられます。

    AXIAは、ゲーム依存症だけでなく、ギャンブル依存症、性依存症、窃盗癖などのカウンセリング実績が豊富です。
    ゲーム依存症でお困りの方は、一度ご相談下さい。