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2023/10/27
カウンセリング
多い相談内容

カウンセリングを受けることへの抵抗感


カウンセリングを受けることが辛くなる理由

抱えている悩みを解決するためにカウンセリングを受けてみたけど、2回目もしくは数回目のカウンセリングを受けることが辛いと感じるようになったという方がおられると思います。
そんな時は、理由によっては通うことを辞めた方が良い場合もあれば、別のカウンセラーを探した方が良い場合もありますが、引き続き通い続けた方が良い場合もあります。
今回の記事は、カウンセリングを受けることが辛いと感じた時にどのように判断すれば良いのかということについて説明したいと思います。

まず、どのようなことがカウンセリングを受けることへの抵抗感となるかということですが、それは下記のような内容です。

  • カウンセラーが話を聴いてくれない
  • カウンセラーが話を聴くだけだった
  • カウンセラーから批判や否定をされた
  • カウンセリングを受けたけど効果が感じられない
  • 本心を話すことが難しい
  • 自分の問題と向き合うことが辛い

上記のような理由が生じるのは、カウンセラーとクライエントのどちらか一方に原因があることあれば双方に原因があることもあります。
そのためカウンセリングを受けることに抵抗を感じた時しても、今後はカウンセリングを受けるのかどうかの結論は焦らずに出して欲しいと思います。

カウンセラーが話を聴いてくれない

カウンセラーが話を聴いてくれないということがカウンセリングを受けることへの抵抗感になっているのであれば、その理由の大半はカウンセラー側になると思われます。
カウンセリングの中では、カウンセラーが説明をすることやアドバイスをすることが必要になる場面はありますが、それらを行ったとしてもクライエントに話を聴いてもらえていないという印象を与えてしまうのはカウンセラーの力量不足と言わざるをえません。
説明やアドバイスを行う必要性があり、話を聴いている時間が短くなることもあるという前提でクライエントに話を聴いてもらえたという印象を持ってもらえるようなカウンセリングを行うことがカウンセラーの務めです。
このようなケースは、別のカウンセラーに相談してみることをお勧めします。

カウンセラーが話を聴くだけだった

上記とは反対にカウンセラーが話を聴くだけでカウンセリングが有益な時間だったと思えないということでカウンセリングに行くことに抵抗を感じる人もいます。
このような話は、病院のカウンセリングを受けたり、他のカウンセリングルームに通った経験のある人から聴くことが多いです。
カウンセラーが話を聴くだけというのは、そのカウンセラーが慎重だったため話を聴くことを重視しすぎてしまったという可能性もあり、その場合はそのカウンセラーへの相談を継続しても良いかもしれません。
ただ、クライエントの時間もお金も有限なので、カウンセラーはその点もよく考えてカウンセリングを進めていくという気持ちと技能が求められます。

またカウンセラーが話を聴くだけだったという不満が生じるのは、カウンセラーがクライエントの話を洞察する力が不足していたり、知識不足で有益な知識の提供やアドバイスができないということが原因だということもあります。
この場合はカウンセラーを変えた方が良いでしょう。

カウンセラーから批判や否定をされた

カウンセラーから批判や否定を受けたことでカウンセリングに通うことに抵抗感を感じるようになったという方もいます。
この場合は、批判や否定があなたの尊厳を傷つけるようなものであった場合はカウンセラーを検討することを考えて下さい。
しかし、場合によってはカウンセラーの言ったことが批判や否定ではなく、必要な指摘やアドバイスであった場合もあります。

カウンセラーは、必要な指摘やアドバイスを行っても批判や否定と受け止められないようにできる技量を身につけることが必要ではありますが、コミュニケーションにおいて解釈の違いが生じてしまうことは完全には避けることができません。
そのため、批判や否定をされたと感じた時に「もう少し詳しく教えて欲しい」、「自分は~と解釈したけどそういうことですか?」と質問できると望ましいです。
質問したことによって丁寧に説明をして批判や否定ではないと理解させてくれるカウンセラーなら通い続け良いと思います。
反対に質問したら不機嫌になったり、不満を言ってくるような場合は通うことを止めましょう。
ただ、どうしても批判や否定だと感じた時に上記のような質問をすることはできないという場合は、カウンセラーの言葉の意味を再確認できるまで通ってみるか、もしくは別のカウンセラーを探して下さい。

カウンセリングを受けたけど効果が感じられない

カウンセリングを受けたけど効果が感じられないという場合は、カウンセラーと話をしてまだ悩みは解決していないけど、気持ちがスッキリしたり楽になったという場合は少し継続してみて下さい。
カウンセラーから聴いたアドバイスが一定の努力を継続する必要がある内容だった場合は、アドバイスの内容によっては適切なことを行っている可能性があるので、継続して通って経過をみて下さい。
もしくは、別のカウンセラーに相談をしてアドバイスの内容を伝えて専門的に評価してもらうという選択肢もあります。
ただ、これは費用も掛かりますし、次のカウンセラーによっては違ったことを言われて混乱してしまうこともあります。

気分の落ち込み、不安や焦燥感、頭痛、吐き気、めまい、死にたいと思う気持ちなどをを抱えている場合は、カウンセリングを受けた後に気分的には少し楽になったけど、すぐに気分や症状が元に戻っている気がするという方は一度精神科で診察をしてもらって下さい。
カウンセリングよりも先に適度な休養と適切な薬物療法、そして睡眠や食生活の改善が必要である可能性があります。

本音を話すことが難しい

カウンセリングを受けてみたけど自分の思っていることを上手く話すことができなかったという方もおられると思います。
本音を話すことが難しいと感じた理由がカウンセラーの態度や言葉だった場合は他のカウンセラーに相談することも検討して良いかと思いますが、もし自分の性格や現在の精神状態によって人に思っていることが伝えることが難しいと感じている場合は、そのことをカウンセラーに伝えて相談を継続してみて下さい。
本音を他人に話すのに勇気が必要な方もいて、それは決しておかしなことではありません。
ただ、本音を話せるようになることが悩みの解決につながっていることが多いので、カウンセリングを通じて本音を話す練習をして頂ければと思います。

自分の問題と向き合うことが辛い

相談内容によっては、抱えている問題自体が重い、問題を受け止めると自分への嫌悪感が強くなる、自分の未熟さを実感する、寂しさや悲しみが思い出される、トラウマが刺激されるなど、カウンセリングの中で抱えている問題と向き合うことが辛いと感じることがあります。
相談内容やその時点での精神状態によっては、カウンセラーに話を聴いてもらって気持ちが楽になったり、問題解決の方向性が見えてくることもありますが、複数回のカウンセリングが必要なケースの方が多いため、自分の問題と向き合うことへの抵抗感が生じる人もおられます。

このようなケースは、カウンセラーに自分が感じている不安や辛さを伝えて下さい。
カウンセリングは、クライエントの状態をみながら進めていくことが大切なので、自分の状態を伝えることはカウンセラーにとって貴重な情報となります。
安心して相談できるカウンセラーであれば、その思いも考慮してカウンセリングを行ってくれます。

カウンセリングで悩みを乗り越えるために

カウンセリングを受けることが辛くなった時にどのような選択をすることが望ましいかについては各項目ごとに説明した通りです。
カウンセリングの経過の中で辛いと感じることがあるのは、それだけの悩みを抱えているということでもあり、そう感じることで自分を責める必要はありません。
ただ、辛い時こそ適切な判断が必要なことも事実です。
そんな時はここに書いてある内容を思い出して頂ければと思います。

基本的には、担当のカウンセラーに自分の現状を伝えて抱えている辛さ、葛藤も含めて悩みの解決につなげてもらうことが望ましいと言えますが、カウンセラーに伝えにくいということ、伝えたら怒ったり、不機嫌になりそうなカウンセラーだという場合もあると思います。
特にクライエントの言葉に対して簡単に気分が不安定になるカウンセラーであれば、あなたが抱えている問題を受け止める力量がカウンセラーにはないということでもあるので、そんな時は別のカウンセラーを探しましょう。
あなたが伝えたことを受け止め、それも含めて一緒に考えていこうという姿勢を見せてくれるカウンセラーであれば誠実に対応してくれると思うのでカウンセリングを継続して頂ければ良いかと思います。
もし、こんなカウンセラーに相談しているけど不安だという方で、別のカウンセラーの意見も聴いてみたいという方は一度当オフィスのカウンセリングをご利用下さい。




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