カウンセリングによって人生が変わる理由

弊社は、年間に2000件以上の相談を受けています。(2022年9月現在)
多くの方の悩みを聴いている中で感じていることは、カウンセリングを受けることによって得られる効果の1つは、“時間の創造”だということです。
その理由は以下の通りです。

人間は何らかの悩みを抱えていて、上手く解決や克服ができない時は人生が停滞している状態です。
一時的に停滞することは決して不必要な時間ではないのですが、そのままだと健康や人間関係、経済に支障をきたしてしまいます。
中には停滞が続きすぎる中で心が疲れて、人生を終わらせてしまう人もいます。

カウンセリングは悩みの解決をサポートするものなので、カウンセラーに相談をした結果として悩みが解決することによって悩みを抱えていない時間を手に入れることができます。
悩みは、1人で抱え続けていたら解決しなかったり、状態が悪化することがあります。
その状態で過ごす時間と悩みが解決された状態で過ごす時間の質は大きな違いがあることを想像することは決して難しくないでしょう。

もし、悩みを抱えてこのページを見ておられる方は、今抱えている悩みが解決したり軽減されたら、日常がどのように変わるか考えてみて下さい。
自分の日常に今とは違う可能性が感じられるのではないでしょうか。

心の悩みと人生の停滞

心に悩みを抱えて、その悩みに無抵抗になってしまうと人生が停滞してしまいます。
例えば、うつ病やパニック障害、恐怖症など症状が出ているのに、何の対処もせずに生活していると活動できる内容や量に制限が掛かってしまいます。
また、依存症になって不適切な行動が習慣化すると、健康、人間関係、経済に支障が出てしまいます。

恋愛、夫婦関係の悩みに対して無抵抗になってしまっていると、お互いにとって我慢やあきらめだけで生活する時間が続いてしまいます。
パワハラや職場の人間関係で悩んでいる人は、自尊心が低下して、その先に健康を害してしまいその回復に時間やお金をかけなければならなくなってしまいます。
その他の悩みも放っておくほど、健康、人間関係、経済に支障が生じ、人生の様々な機会を逃すことにつながってしまいます。

日本では、多くの人がカウンセリングを受けるタイミングが、悩みが大きな問題として表面化した後であることが多いというのが現状です。
理想を言うと、もう少し早く来ていただくと問題の解決や課題の克服までの時間が短くなるので、これは自分の人生にとって重要な悩みだと感じたらカウンセラーの相談して頂ければと思います。

悩みを乗り越えると時間が生まれる

心の悩みを解決することは、健康、人間関係、経済の面で状況が改善するということでもあります。
そのため、自分のために有意義に時間を使えるようになります。

悩みがあっても解決を目指さずに時間が過ぎていくより、その時間を安定した精神状態で挑戦したいことに時間を使ったり、大切な人との良い関係を維持した生活に使えた方が幸せでしょう。
実際にカウンセリングをしていて、悩みを解決して自分らしく生きる時間を手に入れた人を見ていると、明らかに人生の幸福度が高まっていると感じられます。

人間の人生には限りがありますが、その時間を有意義に過ごすための選択ができるように心の状態をケアすること、心の成長を促すことがカウンセラーの役割であると考えています。

カウンセリングで人生が変わった事例

カウンセリングを受けたことによって、カウンセラーに相談する前と後で人生が変化した事例を相談内容別に紹介したいと思います。
自分が抱えている悩みと照らし合わせてみて下さい。
同じような事例がなかったとしても、下記の事例からカウンセリングによって違う時間を過ごせるようになることのメリットを感じて頂ければと思います。

抑うつ状態や不安感を抱えた人の相談事例

うつ病、パニック障害、強迫神経症などに悩んでいた方が、カウンセリングを継続して受けているうちに心境の変化が生じて、現在は職場や学校に行けるようになった、電車や飛行機などに乗れるようになった、強迫行為を止めることができたなど、生活しやすくなったという事例があります。

依存症だった人の相談事例

ギャンブルでお金を使い続けていた人、買い物で浪費を続けていた人、万引きを続けたいた人、性依存で浮気や犯罪を繰り返していた人などが依存行為を止めることができたことで、財産、健康状態、社会的な立場、家族との関係などを守る生活が出来るようになり、依存行動をしなくても幸福感を感じられる生活を送れているという事例があります。

恋愛で悩み続けていた人の相談事例

理不尽な思いをさせられても恋人と別れられない、別れても同じような人を選んで付き合ってしまうという人が、自分の自尊心を回復して、お互いを大切にし合える人と出会って恋愛をしたり、結婚をされているという事例があります。

ハラスメントが止められなかった人の相談事例

パワハラ、モラハラ、セクハラなどが止められず、家庭や職場で問題を起こしていた人が、自分の心の問題と向き合ってハラスメントを止めることができ、他人と適切な人間関係を築くことができているという事例があります。

アダルトチルドレンの相談事例

幼少期からの親子関係に問題があり、子供の頃から生き苦しさを抱えていた人が、親子関係で生じた心の課題を乗り越えて生活しているという事例があります。
この事例は、上記のほかの事例とも関連があり、アダルトチルドレンとして育ったことが上記の事例の悩みを生み出していることもあります。

人の今と未来に貢献するカウンセリングを目指して

カウンセリングは悩みを抱えている人の“今”と“過去”の話を聴くことが多い仕事です。
上記のどの事例の相談を受けた場合も、今の状態を把握しつつ、どのような過去が今につながっているかを理解する必要があるのも、カウンセラーが話をよく聴くことが求められる理由の1つです。

カウンセリングにおいて“今”と“過去”の話を聴くことは、カウンセラーが情報を把握することだけでなく、クライエントが自分の現状とそれを生み出している要因を理解するという点においても重要です。

人間は、過去の現実は変えることができませんが、捉え方は変えることができます。
捉え方が変化するのも、クライエントが自分のことを話して心の中で整理をするからです。
過去の捉え方が変わることによって、現在抱えている悩みが小さくなったり、解消されることもあります。

また、カウンセラーに話を聴いてもらうことで、自分自身が悩みの解決のために何をするかを選択をすることができます。
クラインとが自分の悩みに対して無抵抗になってしまうと悩んでいる時間は長くなるし、状態が悪化してしまうこともあります。
そのため、悩みを抱えた中でも自分にできることが何かを考えて実行することはとても大切です。
私は、カウンセリングを通じて、クライエントがより良い未来に向かって望ましい行動を選択できるように支援することもカウンセラーの重要な役割だと思っています。


カウンセリングによって自分の悩みと向き合うことは、自分の今や過去に影響を与えるため大切な時間を創造することにつながります。
カウンセラーは、より良いカウンセリングを提供して、クライエントの今と未来に貢献することに存在意義があると思っています。

現在悩みを抱えておられる方は、カウンセリングについて時間という観点から重要性を感じて頂ければと思っております。
自分の悩みの解決にカウンセリングが有効なのではないかと感じられたらご連絡頂ければと思います。