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心の悩みの相談は大阪のAXIAへ

2020/10/18
相談事例

性的マイノリティの悩みに応えるカウンセリング

性的マイノリティの方が抱える心の悩み

弊社には、性的マイノリティに関する悩みに関する相談もお受けしています。
ジェンダーに関する悩み、恋愛に関する悩み、性嗜好に関する悩みを抱えた方が相談に来られています。
相談内容は人によって違いますが、比較的多いのは下記のような相談内容です。

  • 親や友人にカミングアウトをしたいけど勇気が持てない
  • 親や友人にカミングアウトをしたら受け入れてもらえなかった
  • 職場でどのようにカミングアウトしようか悩んでいる
  • 好きな人ができたけど恋愛感情とLGBTであることを同時に伝えるのが怖い
  • 今、付き合っている人がいるけど、その人との関係に悩んでいる

上記のようなLGBTの方が抱く悩みもあれば、多くの人が抱くような人間関係や仕事、家族関係、自分の性格などに関する悩みの相談もあります。

自分がLGBTに該当するという人は、相談をする前にそのことを告白するという壁もあるため、カウンセリングを受けたいけど、受け入れてもらえるだろうかと躊躇してしまうこともあるようです。
もしかしたら以前はカウンセラーの中にもLGBTだということを告げるとカウンセリングを断るような人もいたそうなので、相談をしようと思っても勇気が要るのかもしれません。

弊社では、性的マイノリティに関する相談ということで断ることはありませんし、これまで対応してきた実績があるので安心して相談して頂ければと思います。

性的マイノリティに関する相談が難しかった背景

2010年ごろのLGBTとカウンセリングの現状

2010年ごろに私が参加したカウンセリングの研修会での出来事だったと思うのですが、参加者の中に同性愛者の方がおられてこんな質問を受けました。

「同性愛者や性同一性障害の人の相談依頼を断るカウンセラーが多いのはなぜのですか?」

質問をして下さったのは同性愛者の方だったのですが、私にとって正直この質問は意外でした。
なぜなら、私としては同性愛者からの相談を断る理由は持っておらず、依頼があれば相談に応じていたからです。

なぜ、性的マイノリティに関する相談を断るカウンセラーが多かったのか

おそらく、初めてLGBTの方から相談を受けてカウンセリングを行ったのは10年ほど前だったと思いますが、弊社では現在もLGBTの方から相談を受けています。

現在は、LGBTの方の相談を受けてくれるカウンセリングルームも増えていますが、10年ほど前にLGBTの方がカウンセリングを依頼しても断られることが多かったというのは、LGBTに対するカウンセラーの理解不足と理解不足から生まれる偏見が影響していたのではないかと思います。
今と比べて世間のカウンセラーの年齢層も高かったため、カウンセラーといえど時代背景的にも理解不足の人は多かったと思います。

ちなみに偏見は知識不足、理解不足から生まれる心理的特徴です。
知識と理解がないために社会の中にある根拠のない認識に囚われて物事を判断してしまう状態が偏見です。

現在は、多くの人がLGBTであることをカミングアウトしていたり、メディアでも取り上げられることもあってカウンセラーの中にも理解不足と偏見がある人は少なくなってきていると思います。
そのため、弊社だけでなく安心して相談できるところは増えていると思います。

悩みを相談できないことで状況が悪化することもある

LGBTの方は、周囲の人に自分がLGBTであることを隠している人も多く、気持ちを共有できるの友人や知人も少ないという人もおられます。
そのため、本来は友達や先輩に聴いてもらいたいことでも、誰にも相談することができずに判断を間違ってしまったり、健康状態が悪くなってしまったりと状況が悪化してしまうこともあるようです。

カウンセリングに来られた時点では、相談するところがなくて悩みを抱え込み、かなり状況が悪化してしていたり、ストレスで健康状態が低下して辛い思いをされているというケースも少なくありません。

LGBTの方が利用できるカウンセリング

弊社は、国家資格である公認心理師が在籍しており、性的マイノリティに関する相談にお応えしています。

人に悩みを聴いてもらいたくても、LGBTであることを公言していない場合は問題の核心の部分を隠さなければならなかったり、公言していても話を聴いてくれる相手の性的マイノリティに関する理解が不十分であることが相談を躊躇することになっているのではないかと思います。

カウンセリングでは、LGBTであることを前提で話をして頂けます。
カウンセラーにもLGBTの方からの相談を受けてきた実績があるので、一定の理解を持って話を聴かせて頂くことができます。

相談に来られる方の中には、最初は自分がLGBTのどれかに該当していることは隠していて、何度目かのカウンセリングの時にカミングアウトされる方もおられます。
このように、カウンセラーに伝えるタイミングはご自身の心の状態やカウンセラーとの信頼関係を考慮して判断して頂いて構いません。

LGBTの方からの相談は、恋愛の悩み、友人や職場の人間関係の悩み、親子関係の悩み、自尊心や生き方に関する悩みなどが多いです。
上記のような悩みやそれ以外の悩みも話せる場所が欲しいと思っておられる方は、カウンセリングをご利用ください。


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