病院で原因はストレスだと言われた方へ

自律神経の働きが乱れると、いろんな症状が出てしまうので病院に行く方がおられますが、お医者さんは原因がわからない時や病名が付けにくい時に、自律神経失調症という言葉を都合よく使ってしまうこともあります。
それは、賢いはずのお医者さんが『わかりません』とは言えないため、間違ってはいないけど詳細を説明していない診断として自律神経失調症という診断を下すことがあります。

もちろん、そんなお医者さんばかりではありませんが、自律神経失調症だと言って、その病院に行く以外に改善の手段を示したり、考えてくれないお医者さんにあたってしまうと患者さんは途方に暮れてしまうと思います。

カウンセリングでは話をよく聴かせていただき、自律神経失調症と言われた背景にまで考えを及ぼして改善するための方向性を考えさせて頂きます。
自律神経失調症と言われて途方に暮れておられる方は一度カウンセリングにお越し下さい。

自律神経失調症はストレスが原因

自律神経失調症の原因はストレスです。
そもそも自律神経とは、交感神経という活動時に働く神経と、副交感神経という休息時に働く神経のバランスが崩れて発症する病気で、主な原因はストレスです。
病院で自律神経失調症だから対処法がないと言われ困っている人も多いかと思いますが、ストレスのケアとストレスを上手に解消する習慣を身につけることで改善につながります。

自律神経失調症の主な症状

自律神経は、人間の筋肉や内臓など、さまざまな身体の働きと関係があるので、その働きが乱れるとさまざまな症状が表れてしまいます。
下記のような症状があって、病院に行って検査をしても異常はなくて、原因はストレスだと言われた方は自律神経失調症の可能性が高いです。

・頭痛 ・腰痛  肩こり ・めまい ・のどが詰まる ・胸の圧迫感 ・動悸 ・手足のしびれ ・下痢や便秘 ・寝汗が多い ・朝から疲れている ・胃の調子が悪い ・耳鳴り ・体のだるさ ・手足のだるさ ・皮膚の違和感 ・失神・・・など

ストレス対策としてのカウンセリング

カウンセリングでは、自律神経失調症で悩まれている方の相談も受けています。
もし、今抱えておられる不調が自律神経の影響を受けているものであれば、どんなストレスによって自律神経の働きが乱れているかを把握しなければなりません。
大きく分けると2つのストレスのいずれかに該当すると思います。

  • 最近あった辛いこと、嫌な出来事から生じたストレス
  • 自分の思考パターンによって生じるストレス

ストレス原因に対応したカウンセリング

最近あった辛いこと、嫌な出来事から生じたストレスに対するカウンセリングでのアプローチは、出来事によって生じた心のダメージを回復させることです。
心が傷ついたり、自尊心が低下していることによって心身に不調が生じることがあるので、心の傷や自尊心のケアに重点を置いたカウンセリングを行います。

自分の思考パターンによって生じるストレスに対するアプローチは、今の思考パターンが形成されてた要因を探り、それをどのように和らげることができるかを考えて認知の変化を促していきます。
ストレスが蓄積しやすい思考パターンほど幼少期の影響が強いので、話を良く聴いて丁寧に思考パターンが変わるようにアプローチしていきます。

もしかしたら自分はどちらかのストレスによって自律神経の働きが乱れていると感じる方はカウンセリングにお越し下さい。

※注
自律神経失調症だと思っていても、場合によっては病院での治療が必要なケースもあるので、その際は病院に行った方が良い理由を丁寧に説明させていただきます。