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- 2023/07/15
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大人向け知能検査 |大阪でWAIS−IVを受けるならAXIAへ
大阪でWAISが受けられるところをお探しの方へ
当オフィスでは、IQを測るWAISという知能検査を行っています。WAISは、発達障害である可能性を把握できる検査として医師の診断の参考に用いられています。
そのため、精神科で診断してもらうために検査を受けたいという方がお越しになられています。
また、MENSA(メンサ)という人口上位2%のIQを有する人達の交流を主たる目的とした非営利団体があるのですが、そこに入会するために検査をして欲しいという依頼もあります。
WAISを受けたいという方は、大阪や近畿圏内だけでなく遠方からお越しになられる方もおられます。
発達障害の診断で医師に提出するため、MENSAに入るため、またはそれ以外の理由(自分のIQを知りたいなど)でWAISを受けてみたいという方はご連絡下さい。
そして、WAISを受ける前にどのような検査なのか良く知りたいという方は以下の文章に目を通して下さい。
IQと知能検査
WAISではIQを測ることができるのですが、IQという言葉はテレビなどでもよく取り上げられていますので、耳なじみがある方も多いかもしれません。一方で、実際にIQとは何を表す数値なのかはよく分からずに使っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは、心理検査の分野におけるIQについて、またそれを測るための心理検査について触れていきたいと思います。
IQとはIntelligence Quotientの略であり、日本語では知能指数と呼ばれています。
知能の水準や発達の程度を表す指標として利用されるものです。
このIQを測るためには、知能検査というものを受ける必要があります。
つまり、知能検査と認められていないもので測った数値は実際にはIQではないわけですね。
知能検査と年齢
知能検査にもいくつか種類があるのですが、日本の病院や施設でよく使われているのは<ウェクスラー式>と呼ばれる検査となります。このウェクスラー式の検査には年齢に応じて3つの種類があります。
- 2歳6か月~7歳3か月の幼児を対象としたWPPSI
- 5歳0か月~16歳11か月の児童を対象としたWISC
- 16歳~90歳11か月の大人を対象としたWAIS
当オフィスはWAISのみ行っているので、受検することが出来るのは16歳~90歳11か月に該当する大人の方のみということになります。
検査の内容は何度か改定がされており、2018年に出された第4版を実施しています。
ウェクスラー式の知能検査では
① 自分が同じ年齢くらいの人たちと比べてどのくらい能力があるのか(個人間差)
② 自分の中で得意なことと苦手なことにどのくらいの差があるのか(個人内差)
ということが分かります。
この①と②の結果をもとにして
③今後生活していく上でのヒントを得る
ことが検査を受けるうえで大切なポイントになります。
WAISで分かること
WAIS-Ⅳという検査では、<全検査IQ(FSIQ)>と呼ばれる全般的な知的能力を表す数値と、<言語理解(VCI)><知覚推理(PRI)><ワーキングメモリー(WMI)><処理速度(PRI)>と呼ばれる4つの領域にわけられたそれぞれの能力を表す数値が算出されます。WAISでは同年齢の日本人の平均と比べて、自分の力がどの程度のものなのかということが統計的な分析に基づいて算出されます。
とはいえ、これらの数値が低くなければそれでいいのかというと、そうとも言えないのが大切な部分です。
これらの数値をみることで、自分がどんなことが得意で、どんなことが苦手かということを見ていくことが可能です。
この得意と苦手の差が大きければ大きいほど、日常生活の中で感じる困り感が大きいと考えられています。
つまり、全検査IQの値が高い人の中にも、それぞれの値の差がほとんど発生しないほど大きい人もいるのです。
その場合は全般的な能力としては平均以上にあるにも関わらず、生活の中でなんとなく出来ないと感じることがあり、結果全体のパフォーマンスも下がってしまうということも起こり得ます。
WAISの検査結果は生活のための手掛かり
これらのことから、知能指数が高い・低いを見るだけではなく、自分の得意・不得意を理解してそれをどのように生活の中で活かしていけるか考えるヒントにすることが、WAIS-Ⅳを受ける上での大きな目的だといえます。日常生活を送る中で、自分が得意だ・苦手だと思っているものが、実際にはどうなのかという客観的な判断は検査でしか行うことができません
これまで生きてきた中で苦手に感じていたことが実はそうでもなくて、本当は全然違った力の問題であったということは往々にして起こり得ます。
このような日常生活の中の困り感と検査の結果のギャップは、私たちが日常生活の中で様々な力を組み合わせて使っていることが要因です。
そのため、検査の結果として出てきた数値に対してどのような解釈ができるのか、検査を受けた人の生活の中での感覚とズレているのかいないのか、ズレているとしたらどんな要因が考えられるのか、といったように数値のみではない部分を広げて考えていくことで、生活や将来がより過ごしやすくなるようにサポートすることが検査の結果をみるうえでとても大事なことだと思います。
自分の中では苦手だけれど周りと比べたらどうなのか、周りと比べると出来るように感じるけど自分にとってはどうなんだろう、といった感覚が数値として明確に表れるのも、普段の生活の中ではあまり無いため新鮮な経験となるかもしれません。
検査結果を基にしたカウンセラーからのアドバイス
当オフィスでは、WAISの実施に合わせてフィードバックのためのカウンセリングもご案内しています。フィードバック面接では、心理士が結果として出てきた数値をどのように読み取ったのかを伝えたり、受検された方の実際に困っていることと照らし合わせて数値を読み解いたりしながら一緒にこれからの生活の中の工夫を考えることが出来ます。
所見にも数値から読み取れる最低限必要な情報は記載させていただくのですが、紙面の都合上どうしても伝えきれない部分も出てきてしまうことが実情です。
また、実際の結果を踏まえたうえで生活の中で受検者の方がどのように感じていらっしゃるのかを聞くことで見えてくる部分も出てきます。
そのため、受検の際にはフィードバック面接もご利用頂けるとより検査を受けたメリットを実感いただけるのではないかと思います。
WAISをご利用の際は、検査だけを受けて頂くことも可能ですし、検査結果のフィードバックをもらうためのカウンセリングも受けて頂くことができます。
検査とカウンセリングは別の日に行うことになるので、カウンセリングを希望される方は再来談して頂くか、ZOOMによるオンラインカウンセリングを受けて頂くことになります。
ご自身のIQを知りたい、自分がどんなことが得意でどんなことが苦手なのか客観的に見て欲しいなどWAIS-Ⅳにご興味のある方は、ぜひお気軽にお問合せください。
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