社会の中で広まるカウンセリングの活用

2008年の開業からカウンセリングを行ってきて、2019年時点で2000人を超える方達が相談に来て下さっています。
たくさんの方がカウンセリングを利用して頂く中で、その人の周囲の人、経営者、教員医師など医療従事者、弁護士や検察官など、多方面に渡りAXIAを認知して頂くようになっていきました。

この記事では、弊社の活動を元にカウンセリングが社会の中で利用されている状況について紹介していますが、カウンセリングの必要性や有効性が認められている1つの事例ではないかと思います。
カウンセリングというと心に不調をきたしている人が利用するものというイメージから、人間関係や組織の問題解決や円滑化、自己理解と自己受容による能力の発揮、重要な決断をするための自己洞察の機会などにも活用できるという認識が高まっている手応えを感じています。
その結果が、さまざまなニーズの相談が、さまざまな職業や立場の人から寄せられているという状況です。

私達はカウンセリングを提供する立場からカウンセリングの可能性を感じているので、多くの方に活用して頂きたいと思っています。
これまでカウンセリングを利用して頂いている主な事例は下記の通りですので、目を通して頂けると幸いです。

職業別、カウンセリング活用の事例

各方面に弊社のカウンセリングを知っていただくようになって行く中で、さまざまなニーズが寄せられるようになりました。
その一部を紹介したいと思います。

企業、経営者からの依頼

従業員のカウンセリングやストレスケア、メンタルヘルス、性格学に関する研修のご依頼を頂くことがあります。
従業員の心の健康維持、働くためのモチベーションの向上に関心を持っておられる経営者も増えているのかもしれません。
また、経営者が自分の心理状態や職場の状態について相談に来られる場合もあって、より良い会社運営をするための心のメンテナンス、自己洞察の機会として活用して頂いています。

学校、教員からの依頼

時折、学校の先生の勧めで中高生からカウンセリングの依頼があります。
学校にはスクールカウンセラーもおられますが、相談内容や子供の抱えている悩みによっては、こちらに相談することを勧めて頂いているようです。
また、学校の先生自身からの相談もあります。
職場での悩みの解決、子供と関わっていく上でのアドバイスを求めて利用して頂いています。

病院、医療従事者からの依頼

お医者さんや看護師さん、その他医療従事者の方が自ら相談に来られることも多いです。
医療従事者は、感情労働が求められる仕事であり、努力をしても成果が得られない機会が多いく、バーンアウトになりやすい職業です。
そのため、心のメンテナンスをする必要性の高いことがカウンセリングの活用につながっているのではないかと思います。
病院や医療従事者の研修会では、カウンセリング、性格学、相談事例に関して話をしてほしいとご依頼を頂いています。

法曹関係者からの依頼

犯罪行為を抑止するためのカウンセリングも行っているので、弁護士、裁判官、検察官など法律関係のお仕事をされている方には弊社のことを知って下さっている方も多いように思います。
裁判の判断材料としてクライエント様の同意のもと書面による情報提供の依頼を頂くこともあります。

カウンセリングによる社会貢献と弊社の活動

カウンセリングオフィスAXIAは、各カウンセラーが社会の中のさまざまなニーズにお応えできるよう研鑽を重ね続け、カウンセリングとカウンセリングによって得た心理学知見を活かした社会貢献ができる存在でありたいと考えています。

主な事業は、個人のカウンセリング、アスリートのメンタルサポート、企業など組織の人材育成やメンタルヘルス支援ですが、それぞれの仕事で得られる経験を循環させてサービスの質を向上させ社会に貢献し続けることが弊社のビジョンであり目的です。

また弊社は、公認心理師が在籍するカウンセリングを中心としたメンタルサポートを提供する組織でもあります。
公認心理師は、心理職で日本初の国家資格であり、他業種との連携を行い社会貢献を目指すことを求められています。

カウンセリングを提供する事業を継続している会社として、公認心理師資格を有した人材を社会に貢献できるよう育成していくという役割もあります。
カウンセリングが、社会のさまざまな問題を解決するツールとして活用して頂けるようになるかどうかは、公認心理師の今後の活躍に掛っていると感じているので、人材の育成にも力を入れていきたいと考えています。