うつになる主な原因と対策

うつ病は、原因別にみると外因、内因、心因という3つのタイプがあるとがある
とうつの種類のページでお伝えしましたが、内因である体質、心因であるストレス
という観点から、うつの原因と対策について説明したいと思います。

内因性のうつ病であっても、心因性のうつ状態であっても、うつ症状は表れます。
その症状を感じても自分がうつだと思わない、思いたくないという傾向がうつ病
の人には強く、症状を感じたら自分はうつかもしれない、うつだと人に伝える
傾向がうつ状態の人には強いと言えます。

どちらの場合も、憂うつになる、楽しみが感じにくくなる、焦りやイライラを
感じやすくなる、思考力低下、不眠 などのうつ症状がでるので、その原因を
感じたら専門家に相談に行って下さい。

下記には、うつの原因をもとに、お医者さんに診てもらえばいいのか、カウン
セリングを受けた方が良いのか、その目安について説明しています。

 

生まれつきの体質

これは、先天的に脳の神経伝達物質の働きが乱れやすいため、環境の変化、疲れ
などに脳が敏感に影響を受けてしまうのです。

例えば、引っ越し、昇進、産後などの状況や環境の変化が要因として考えられます。
ポイントは、日常の生活の中で、ある程度あり得る変化に反応してうつが発症して
いるという点です。
このケースでうつになった方は、薬と休養での治療が主となります。

そして、その体質と上手くつき圧ために、脳のバランスを維持するための十分な
栄養摂取が必要です。
カウンセリングは、補助的な役割として有効ですが、このケースのカウンセリング
はお話を聴きつつもうつ病について、薬、休養の必要性や効果、栄養や生活習慣
のアドバイスをさせていただきます。

カウンセリングを受けると、カウンセラーの中には、薬は必要ないという人がいる
かもしれませんが、私からするとそれは不勉強だと思います。
極端な意見に左右されないことも改善のためには必要なことです。

 

薬は必要な場合もある

やる気が出ない、食欲がない、寝つきが悪い、寝ても疲れが取れないということが、
2週間ほどいているという場合は病院に行ってみて下さい。
うつ病の方は、自分がうつ病だと自覚していない場合が多いのです。

そのため、異常を感じつつも、症状を放置して生活している時間が長く続くため、
ある日突然に会社や学校に行けなくなってしまう場合が少なくありません。

そうなってから病院に行く人が多いのですが、それでは改善に時間もお金も
多く掛るだけでなく、仕事や勉強に大きな支障が出てしまうことにもなります。
また、仕事が思うようにできない自分を責めて自殺してしまう方もおられます。

そうならないように病院で自分の症状に合った正しい種類と量の薬をもらって
飲むことが大切です。

 

薬を飲んでいるのに良くならない場合

薬の飲んでいるのに良くならないという方は、いくつかの可能性が考えられます。

  1. 飲んでいる薬の種類と量が症状に合っていない
  2. うつ病ではなく、うつ状態である
  3. 日常生活での栄養摂取が不十分

1に関しては、
・医者が患者さんの話を無視し、自分本位で薬を出している。
・医者の知識、実力不足。
・医者がお金も受け優先で、必要のない薬を出している。
というお医者さんの問題と

・病院で自分の症状について正しい情報をお医者さんに伝えていない。
という患者さん側の問題があります。

お医者さんに問題がある場合は、セカンドオピニオンを受けたり、精神医学に
詳しいカウンセラーに自分の状態と飲んでいある薬のことを話して、アドバイス
をもらって下さい。
しっかりと精神医学の勉強をしているカウンセラーもいますので、一度相談
してみましょう。

自分の症状について、正しい情報をお医者さんに伝えられていない場合は、
身の上相談やアドバイスを求めるのではなく、しっかりと気分的な症状と身体
に表れている症状、そして、それがいつから続いているかなどを分かりやすく
伝えましょう。

 

2に関しては、病院に行くよりも、カウンセリングに通い、自分が感じている
ストレスをケアしていく必要があります。
この際も、精神医学に詳しいカウンセラーに相談することをお勧めします。

3の場合は、ビタミン、ミネラル、そして必須アミノ酸を多く含んだ良質の
たんぱく質を、食生活の中でしっかりと取るようにしましょう。

ストレス

人間の体は、ストレスを受けると自分の体を守ろうとして、さまざまな反応を
起こします。
一過性のストレスであれば、その反応で跳ね返すことも出来るのですが、ストレス
は感じていても、その状況を変えること、避ける事ができない場合は、我慢を続け
さまざまな感情を心の中に押し 込めることになるため、脳が疲労しうつになるのです。

このケースは、必ずしも薬と休養が必要であるとはいえません。
押し込めた感情の整理を行うことや環境に適応できるこことの成長が、うつが改善
のために必要です。
そのため、カウンセリングが、うつ改善のために主な手段となります。

実際は、一方だけの要因が『うつ』に関係しているという、わかりやすいケース
ばかりではありませんが、 基本的には上記のことを押さえておかないと、
薬を飲み、休養をとることが必要なのにカウンセリングだけに通い続けたり、
その逆にカウンセリングが必要なのに、薬だけで治そうとして、結果的にうつ
が長引いてしまうということになるのです。

どちらかと言えば後者のケースが多く、病院だけに通いうつ症状で辛いのか、
薬の副作用で辛いのかわからなくなってしまっているという場合もあるのです。

内因性、心因性のどちらの『うつ』になった場合でも、話をよく聴いた上で
うつになった経緯を理解し、適した対応とアドバイスして改善までの経過を
サポートしてくれるお医者さんやカウンセラーを見つけて頂きたいと思います。