パニック障害で悩んでいる人のカウンセリングを行うことがありますが、
パニック障害になって乗り物に乗ることや大勢の人がいる場所に行くことが辛い
と感じていても、カウンセリングを受けることになぜか抵抗を感じるという人も
少なくありません。

今回の記事は、パニック障害を克服するためのポイントについて説明している
ので、どうしてもカウンセリングを受けることに抵抗があるという人が自分で
克服をするためのヒントにして頂ければと思っています。
また、カウンセリングを受ける場合には、少しでも克服の可能性を感じて頂ける
きっかけになればと思って書いた記事です。

パニック障害になる人の心理的特徴

カウンセリングの経験の中で、パニック障害で悩んでいる人には、下記のような
心理的特徴を持っている人が多いと感じています。

他人の気遣いのできる繊細な人が多い

パニック障害になっている人は、他人に気遣いのできる繊細な人が多く、職場
ではしっかりと貢献出来ていて、周囲の人から良い評価を受けている傾向があり
ます。
ただ、繊細なために気になってしまうことも多く、人が気にならないことが気に
なってしまうため神経疲労を起こしやすいのです。
そして、気遣いができる繊細さが下記のような特徴を合わさってパニック障害
につながっていると感じます。

パニック障害になる人は自尊心が低い

パニック障害になる人は自尊心が低く、仕事で周囲の人の役に立っているのに
自分は迷惑を掛けていないか心配していたり、自分の貢献に価値を感じられて
いない傾向があります。
そして、自尊心が低いため、周囲の人を気遣って行っている自分の行動は、
『誰にでもできる当然のこと』だと思っていて、周囲の人からの評価を疑って
いる傾向もあります。
そのため自己肯定感、自己効力感なども向上しにくく、自分のパニック障害に
対しても克服できるイメージを持てていません。

パニック障害になる人は周囲への期待が大きい

パニック障害になる人は、自分が周囲の人に気遣いができるということを
特別なこと、他者より有能な部分だと気づいていないことが多いため、自分
ができている気遣いは他の人もできることだと思っています。
しかし、他の人よりも気遣いができるため、職場などで評価を受けているので、
その点において、周囲にはパニック障害になる人に比べて劣っている人が多い
ので、自分が周囲の人に対して行っている気遣いを自分が周囲の人から受ける
ことは難しいのです。

そのため、周囲の人に自分が行うのと同じような気遣いを求めてしまうと期待
を裏切られてしまいます。
パニック障害になっている人は、その期待を裏切られることに対して不満を
感じる機会も多くなるため、ストレスを抱えやすくなってしまいます。

“当たり前”に囚われてしまっている

パニック障害になる人は、“これが当たり前だ”という思いにとらわれている
ために、他人と自分の違いに対して寛容になれないという特徴があります。
これも自分ができていること、していることは、周囲の人にもできるはずと
いう思いや正しくあろうという気持ちが強く、そうでない人に対して不満を
持ちやすいということにつながります。
そのため、人間関係でストレスを抱えやすくなります。

友人との関係でも、自分が思っている“当たり前のこと”を理解して欲しくて
話をしても、共感を得ることができずに相手に不満を感じてしまうという
ことも多くなるようです。

ストレスを抱えて脳が疲労していると、パニック発作が出やすくなるので、
心を柔軟にすることはパニック障害の克服に必要な要素です。

パニック障害の人は不安の先取りが止まらない

パニック障害になる人は、不安の先取りをしてしまう傾向があります。
不安の先取りとは、良くないことが起こることを想像することです。
不安の先取りから生まれる不安を予期不安と言います。

不安の先取りは、危険を回避するための心の防衛機能ですが、そればかり
で頭の中がいっぱいになってしまっていると脳が疲れてしまいます。
脳の疲労度が高い時に、さらに不安の先取りをして予期不安を抱えると
パニック発作が出やすくなってしまいます。

不安なことが浮かんでくることは仕方がないことですが、不安の先取りを
やり過ぎないことはパニック障害克服につながるポイントです。

パニック障害の人に伝えたい克服のためのメッセージ

上記の心理的特徴を踏まえて、カウンセラーとしてパニック障害で悩んで
いる方にメッセージがあります。

  • あなたの気遣いは他人より長けているからこそ周囲の人に貢献できています
  • あなたは自分の繊細さをコントロールできる力を持っています
  • 他人への期待は小さく、自分と他人の違いには寛容になりましょう
  • ストレスケアがパニック発作への有効な対策です
  • 不安の先取りを続けないための現実検討能力と問題解決思考を身に着けよう

今、パニック障害で悩んでいる方は、上記のことを頭の片隅に置いて生活
してみて下さい。
そして、心身ともにリラックスできる時間を自分に与えてあげたり、自分の
日頃の頑張りを自分自身で認めてあげて下さい。
あとは、自分の繊細さをコントロールするために思考力を高めることを意識
してみて下さい。

もし、上記のことが難しいと感じたら、無理をせずカウンセリングを利用
してカウンセラーからアドバイスをもらって下さい。
AXIAのカウンセリングでは、パニック障害の方に対しては克服のための
情報提供をしっかりと行うようにしています。
なぜなら、情報を得ることが安心感を増加させたり、思考力を向上させる
ことにつながるので、パニック障害の克服に有効だからです。
良ければ相談にお越し下さい。

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