こんにちは。AXIAの蔵野です。

今回は、前回の記事「思考の習慣-ギャンブル依存症-」の続きです。

ギャンブル依存症の改善には、行動の習慣を変える必要性はもちろんありますが
それだけでは不十分であるというお話を前回書きました。

 

行動を変えることが出来て、しばらくは順調に問題行動から離れているとしても
ほんの少しのきっかけで元に戻ったり、他の依存対象に移行してしまうといった
事態になる人は、本当に改善していった方々とどのような違いがあるのかと考えた
ときに、思考の習慣が変わっているかどうかが大きいと感じます。

 

依存症の方の特徴的な思考パターン

・物事を深く考えることをしない
・本質的な解決を先延ばしにする
・どうすればいいか考えてはいても実行しない
・本当に大切なことは何かよりも今自分がどうしたいかを優先する

こういった嗜好の習慣が変わっていないと、たとえギャンブルをしなくなっても
なにか自分の身に自分自身が弱いストレス、シチュエーションがきたときに
やっぱり問題に正しく向き合って解決札を探すということをしないので
逃避先を見つけてきてしまうことになります。

それが、買い物、たばこ、過食嘔吐、万引きなど別のかたちでストレス状態から
一時的に解放される術をとるようになることに繋がってしまいます。

 

思考の習慣が変われば行動が変わる

思考の習慣を変える

・なんとかなればいいという考えをやめる
・解決の方向性を見つけないまま問題を放置しない

 

ギャンブル依存症の人には、大変なこと、ストレスなこと、わずらわしいこと、
そういった自分にふりかかるストレスに対して、対処する方法を探すことが
疎かになっている傾向があります。
それによって、自分の中に見つけるべき改善点を見つける必要性にも
意識が向かないので、嫌なことや問題に向き合わずにやり過ごすことばかり
続けることになるのですね。ですから、ギャンブルが行動に出なくなっても
そういった嗜好の習慣が変わっていなければ、他の依存行動に頼らなくては
ならない状況が生まれるのです。

 

 

思考が変われば本質的な問題点が見つけられる為、行動が改善する

先日、私がギャンブル依存症のカウンセリングをしてきた経験の中で言える、
改善する人としない人の違いをシンプルに説明できるとしたらなんだろうかと
考えてみました。

そこで自分の中で出た考えが、思考の習慣が違っているかどうかでした。
もう少しだけ言葉を足すと、カウンセリングに来て話してくださる内容で
わかるのです。

本当に改善に向かい始めていて実際に行動も変わっている人からは、
ご自身の中に見つけた問題について自ら話されます

それに対して、行動だけは止まりかけているけどまた繰り返す人、もしくは
別の形で依存症が出てくる人からは、ご自身の中に見つけた問題点が
話に出ることがありません。出てくるのは過去の自分へ向けた今の意見と、
環境に対する問題点ばかり。

 

そういった経験から、やはりギャンブル依存症の長く続く行動の変容を起こすには、
思考の習慣が変わらなければならないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

いつもお読みいただきありがとうございます。
皆様に閲覧いただけることが、励みになっています。

ランキングに参加しています。クリックで応援していただけるととても嬉しいです
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ