万引き依存症(クレプトマニア)とは…

アメリカ精神医学会の診断基準DSM-Ⅴでは、「窃盗症」として記載されています。
万引き依存症(クレプトマニア)による万引きは、金銭的価値を目的にしているのではなく、
物を盗むという行為自体を目的とした窃盗であるという特徴があります。

 

・物を盗む前の緊張感の高まり
・実際に実行に及んだ際の満足感
・高まった緊張からの解放感

この一連の流れが、スッキリするという快感を生みます。

 

万引き行為に及んだあとは一時的な満足感を得ますが、長く続きません。
万引きがよくないことであることは理解しているので、後から強い後悔や
罪悪感に襲われます。
それでも物を盗りたくなる衝動や欲求を抑えきれず、常習的に万引きを
繰り返します。後悔や反省、我慢だけでは万引き行為が収まらないのが、
依存症です。

 

万引きという行為は、基本的にはしないと生きていけないという行為では
ありません。しかし、依存症になると、万引きしないと脳が落ち着かなく
なってしまっているのです。

そもそも、万引き行為は、人間にとって「しないと生きていけない」という
ものではないからこそ、カウンセリングでは その人が抱えている
万引きをしないといけない理由をできるだけ小さくすること、できれば無くすこと、
無くせないなら別の手段(問題のない行為)でその理由を解消する方法を
身につけてもらうことをすすめていきます。

 

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