こんにちは。AXIAの蔵野です。

最近の私のブログでは、ギャンブル依存症の記事を続けて書いていますが、
ギャンブル依存症に対する認識が十分でない方はまだまだ多いように感じます。

それでも最近ではテレビやインターネットで取り上げられる機会が増えて、
ギャンブル依存症という存在の認知度は世間に広まりつつあると言えます。

しかし、テレビなどで取り上げるのはインパクトのあるモデルケースのため、
それを見た人にとって、「ギャンブル依存症ってこういうものなんだ」と、
かたよった印象だけが根付いてしまうことが否めません。

 

ギャンブル依存症と聞いてイメージするのは、大金をつぎ込み借金を作ったりだとか、
朝から晩までお店に居続けるというような様子ではないかと思います。

実際、ギャンブル依存症のカウンセリングをしていると、先程のイメージ通りの状態
となっている人も来談されます。
ですので、テレビ等で取り上げられている例は、決しておおげさではないのですが、
ただ、この作り上げられたイメージは、似たような状況下の人達にとっては危機感を
持つことに繋がる一方で、危機感を薄める人達が出てくることにも繋がることが懸念されます。

大金を使ってしまっている人達は、自分の状態とすぐに重ねることが出来るのですが、
少額でギャンブルをしている人達にとっては、危機感を抱きそびれることが考えられます。

これは、「少額ギャンブルだから大丈夫」等と安心は出来ないのがギャンブル依存症である
ということへの認識を弱めている可能性があり、改善への対応が遅れることに繋がるのです。

 

多くの人が、収入から生活費を引いた残りの金額のなかで交際費などを賄いますが、
こう考えると、生活費の他に自由に使える金額は人によりバラバラだということがわかります。

そのため、たとえ世間的な基準でいえば少額と呼ばれる金額であっても、ギャンブルに使う金額が
本人にとって「これだけ使ってしまうと苦しい」という金額であれば、精神的に追い込まれ、
苦しくなる状況となってしまいます。

そうすると、負けた分を取り戻したい気持ちや、マイナスになるのは理解できても諦められない
気持ち、やめたいのにやめられない苛立ちなどを抱くようになります。これは、ギャンブルで
借金を作ってしまった人達と同じ心理状態なのです。

 

従って、少額ギャンブルでも、依存症に陥る危険性は大いにあるということが言えます。
ですから、ギャンブル依存症になる可能性を判断するのには多額・少額の違いは関係ありません。

カウンセリングをしていると、少額ギャンブルによって依存から抜け出せなくなり、次第に
大きな問題に発展してしまったという人達が実際に少なくないのを目の当たりにします。
だからこそ、「金額はそこまで大きくないから」と言い聞かせて安心している方がおられたら、
それは誤った認識であり危険なことであると知って欲しいと思い、今回の記事を書きました。

取り返しがつかない問題になる前に、この機会に意識を改めて危機感を持って頂きたいと
思います。

実は苦しんでいても家族には打ち明けられないと悩まれる方もギャンブル依存症には多いの
ですが、私がお話を聴かせて頂きますので、ひとりで解決策を探すのではなく一度ご相談下さい。

 

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