悩みの解決に重要なのは悩むポイントを間違えないこと

 

こんにちは。AXIAの蔵野です。

 

カウンセリングをしていると、よく感じることがあります。
それは、タイトルの通りのこと。悩むポイントさえ間違えなければ、
今抱えておられる悩みも実はクライエント様にとって悩む必要のないこと
であることが少なくないように思います。

一見、今の現状では先が全く見通しつかず、ぼろぼろの現状が良い方向へ
行かなければ何もかもが先に繋がらないと思い込んで途方に暮れている、
これを読んでくださっているあなたももしかするとそういうことがたまに
あるのではないでしょうか。

当然、たまにはそういうこともあります。いつもいつも、うまく解決方法や
気持ちの切り替えがスムーズに行えるとは限りませんし、誰しも多かれ少なかれ、
今が変わらないと先に進まない、でも今すぐに望む方向へ事態が動いてくれず
気持ちが塞ぎ込むという経験はするものです。
ただ、やはり「たまに」であるのか、「何につけてもそう」なのかは個人差があって、
後者の場合はカウンセリングを利用することを検討される機会も多くなります。

 

ここで、まずお話をしておかないといけないのが、カウンセリングでは
何をするのか、ということです。

AXIAに限らず、“カウンセリング”の姿勢というものは、“あなたの悩みの解決を
カウンセラーが代行しますよ”というものではありません。カウンセラーの基本姿勢は
ご相談に来られる方が自らの力で今置かれている状況への対処を見つけ、身につけて、
ご自身で解決する力を持っていることを信じて、そのための補助をさせていただくことが
役割です。

カウンセリングは、悩みを無くすためではなく、悩みは次々に生まれるものだけれども
上手く悩めるようになることを目指すために利用していただくものです。
ですから、先ほど例に挙げた後者のような方には、今の悩みを伺いながら、頭の中の
物事の解決のためのルートをどう思い描いているのか、どう思い描くことしか
できていないかを考えます。

 

「AじゃなければBの未来が来ない」と思って悩んでいる人というのは、そのAという現状に
対してばかり意識が向いていて、今の問題はAだと思っています。
しかし、大抵は、Bが手に入らないことに不安を抱いているのですよね。ということは、
その方にとってはBが手に入ることが確定していないことが本当の悩みで問題なはず。

そこで、例えばAという現状がもし今のまましばらく現状維持だったとして、もしBが手に入る
ことが先に確定したならばどうですか?と尋ねます。
そうなると、代々の方は「それならAの状況が残っていたとしてもまだ気持ちは楽かも
しれません」と答えられます。

もちろんAを解決することも重要である場合は、まずAを…ということになります。
しかし、Bを別の方向から確立させる方法を探し忘れていないか、探してみようと
思い至っていたかを考えてみてほしいのです。

私が今回この例を出したのは、正しく悩むというのは、何と何を比較して、どこにポイントを
置くかで、大きく悩みの処理速度が変わることをお伝えしたいと思ったからでした。
先程の例でいえば、あのBを別方向から解決出来るのなら、その時点で、まず今悩んでいた
Aという状況はその人にとって問題では無くなるのです。そして、本当に自分にとって
問題・課題であることだけが残るので、
あとはBに対して何をしていくかを考えていけば良くなるのですね。そういう意味でも、
正しい悩み方が身につくことで悩む数が適切な今抱えていても仕方ない数に戻ります。

自分が心穏やかになるためにどこを解決するべきなのか、を見つけることが大切です。
それを間違えているかもしれないという思考に至る機会を作ってもらえることで、
次からは、今までになかった方向からの問題の捉え方ができるようになります。

 

カウンセリングを受けている時間だけでなく、カウンセリングを利用したその何時間、
何十時間が、その先のみなさんの人生に、何年も長く役に立たせていくことができるように。
カウンセリングが、一過性の問題解決だけでなく、長く自分を助けていけるような
問題解決能力が培われる機会に使っていただければと思います!

 

 

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