こんにちは。AXIAの蔵野です。

カウンセリングには様々なご相談内容の方が来談されますが、親子関係に関わる
ご相談も多いです。親子関係のご相談は、親御様がご相談者であるとは限りません。
成人した方が、子どもの立場からの親子関係についてご相談に来られるという
ケースも存在します。

成人してからも親子関係に悩む方の中には、自分自身にアダルトチルドレンの
可能性を感じて来談を考えたというお声も多いです。

アダルトチルドレンのことで来談された方々に共通するのは、下記のようなことに
思い当たる過ごし方を、子どもの頃にされていた点です。

・親の顔色をうかがって過ごしていた
・親の意見が絶対で、自分の意見は通せなかった
・親の機嫌が悪くならないような自分でいなければならなかった

これを読んで下さっているあなたはどうでしょうか。
自分を思わせる内容はありましたか?

周囲の人にアダルトチルドレンではないかと指摘された方もいれば、
悩みの状態をネット検索したことでアダルトチルドレンという言葉を知ったりと、
その可能性を考えるに至った経緯はみなさん様々なようです。

 

このアダルトチルドレンは、子どもの頃の親子関係が影響しています。

子どもは、小学校高学年頃までは親の言う事は絶対的に正しく、叱られるのは
自分が間違った事をしてしまったからだと考えます。みなさんも子どもの頃を
思い出せば、そうだったのではないでしょうか?

その頃は、親というルールをもとに自分の行動の良し悪しを判断しますから、
親の言葉は信じて疑いません。

このように人は、考え方の基盤になる部分を、子ども時代に身近な大人である
親から学んでいます。そのため、子どもに対する親の関わり方は、子どもの
その後の人生にとってとても大きな影響を与えることとなります。

 

アダルトチルドレンには、その親に幼児性がみられます。
親が自身の欲求を優先した幼児性の高い関わり方をすれば、子どもは親の感情の動き
に合わせて自分の在り方を変えるようになります。

親の感情の動きにかたよりがあることによって、子どもは
「どのような自分でも親は愛してくれるんだ」と感じることができません。
すると「ありのままの自分はダメ。」「親の望む自分でいる事が良い事。
と知らず知らずのうちに身についてしまいます。

自分の欲求をコントロールし、親の求めるものに応える自分でいる事を続ける内に
本当の自分を見失います。そして大人になっても、親に関わらず相手に合わせる
といった人間関係を築くため、何においても自分はどうしたいのかが分からない
という状態になる傾向があります。

 

大人になっても親子関係で悩んでいる人は、子ども時代に子どもらしく
生きられなかったことで出来た、考え方の癖を修正していく事が必要となります。

修正には、小さな気付きの積み重ねがとても大きな役割を果たしていきます。
しかしこの気付きは、かたよったままの思考では見落とす部分が多いのです。

そのため、カウンセリングなどのように、専門知識を持った第三者と取り組む機会を
持つことが理想的であると感じます。

 

アダルトチルドレンのご相談について