なぜ痴漢をするようになるのか

私は、性犯罪者からの相談を受け付けていますが、痴漢を止めたいということで
カウンセリングに来られている方の話を聴いていると、痴漢を始めるきっかけには
多くの人に共通の傾向が見られることが分かりました。

痴漢を始めてしまう2つのきっかけ

痴漢常習者が、痴漢を始めてしまうのは下記の2つのケースがきっかけになること
が多いようです。

満員電車の中で偶然自分の手が女性の体に当たった

満員電車の中で、身動きが取れないほどの状態の時に自分の手が女性の体に触れ、
その状態をそのままにしている中で興奮を覚え、その興奮を再度体験したいと
いう思いから痴漢を繰り返すようになるようです。
また、偶然女性の体に手が増えた時に、女性が嫌がるそぶりを見せなかったこと
によって『女性はそんなに嫌がっていない』という勘違いをしてしまうことも
痴漢を始めてしまうきっかけのようです。

電車の中で痴漢をしている人を見かけた

満員電車の中で、他の男性が女性に痴漢をしているところを見つけて、電車が
駅についた時に女性がそのまま電車を降りていく光景を見て、
『痴漢をしても女性は何も言わない』『痴漢をしても周囲に気づかれない』
という勘違いをするようになってしまい、自分も痴漢を始めてしまうという
ことがあるようです。

 

スリルを味わうために痴漢をしている

痴漢をする時に感じるスリルも痴漢を常習化させる要因です。
痴漢をしている時のスリルは、何度も味わいたくなるという要素と何度も
味わっているうちにスリルという刺激に慣れてしまい、もっと強い刺激を
もとめることによって痴漢行為を大胆にさせてしまうという傾向があります。

特に男性はストレスレベルが高くなるとスリルを体験したいという欲求が
高くなるので、痴漢という行為でスリルを体験しているとストレスを感じた時
に痴漢をしたくなってしまうのです。

スリルと依存症

性犯罪だけでなく、ギャンブルや万びきも常習性が高いのは、このスリルを
味わうことができる行為だからです。

上記にも書いたように、より強いスリルを求めようとする意識が行動を大胆
にしてしまうので、痴漢の場合は何度も繰り返すうちに痴漢をしていること
が第三者にも発見しやすくなってしまうため、いつか逮捕されてしまうのです。
 

痴漢を止めるにはカウンセリングが必要

痴漢して逮捕されて反省や後悔をしたとしても、痴漢を始める時の勘違いが
心の中に残っていて、『逮捕されたのは偶然で、もうバレないようにできる』
という発想になり、生活の中でストレスを受けるとスリルを体験したいという
思いが生まれ、その手段として痴漢を想像してしまうため再犯をしてしまいます。

カウンセリングを受けている人の中にも、何度も逮捕された経験のある方がおられ
ますが、その方の話からも逮捕されても痴漢をしたいという気持ちと都合の良い
勘違いは無くならないため、仕事や家庭でストレスを感じることが増えると痴漢
をしていたと言っておられます。

否認をせずカウンセリングを受けるべき

痴漢常習者は、痴漢は再犯が多いということが分かっていても自分だけは自力で
止めることができると考えていたり、自分は数回した痴漢をしていないから常習者
ではないと考えていて、家族にカウンセリングを勧められても受けようとしない
傾向があります。

そして、1回目の逮捕の時にカウンセリングを受けず、2回目や3回目の逮捕の
あとにカウンセリングを受け始めるという方が少なくないのです。
自分の非を否定して認めない否認の心理が、痴漢を常習化させる理由の一つなので、
痴漢を止めるためにカウンセリングを受けて否認の心理も含めて改善をして下さい。

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