薬物に誘う悪魔のささやき

今年も芸能人が薬物の使用、所持で逮捕されるというニュースが続いていて、
私が把握しているだけでも、ピエール瀧さん、田口淳之介さん、小嶺麗奈さん、
沢尻エリカさんと、4名もの人が薬物の使用や所持で逮捕されています。

芸能人は、生活の中で薬物への誘惑を受ける機会が多いのかもしれませんが、
なぜ誘惑に負けてしまうのかについて考えてみました。

「大丈夫」、「安全」、「バレない」という誘惑

薬物依存症だけでなく、依存症の人は否認の心理と言って、不都合な現実
を認めないという心理的特徴を持っていて、それが依存を止められない要因
になっています。
薬物の場合、使用を勧められるときに掛けられる言葉が、そのままその人の
否認の心理に代わっているのではないかと思うのです。

何度か過去に薬物に依存していたという人のカウンセリングを行ったことが
ありますが、
「少しくらいなら大丈夫」、「これは安全だから」、「依存性は弱いから」、
「上手く隠せばバレないから」などと言った薬物の使用を進める言葉が、
薬物を使い始める理由、薬物を使い始めてからの自分を正当化する理由に
なってしまっていると感じました。

芸能人の場合でも、薬物の使用を始める時にささやかれた誘惑の言葉が、
違法薬物に手を付け、使い続けるための自分への言い訳になっていたのでは
ないでしょうか。

薬物に手を染めてしまう心理状態

薬物依存に手を染めてしまう理由は、人によってさまざまだと思いますが、
心理状態が不安定な時ほど、誘いに乗ってしまう可能性は高いと言えます。

芸能人で薬物を使っている人は、仕事のプレッシャーや心理的、身体的疲労
を和らげるために使っている人も多いのではないかと思います。
また、多くの人に自分のことを認知されているという状態から逃避したいと
思うこともあるのでしょう。

依存症は、現在抱えている辛さから逃れるための現実逃避的な手段が常習化
した状態です。
心理状態が不安定だからこそ、早く現状から抜け出したいと思う気持ちが
あることは仕方がないことですが、即効性のある手段ほど危険で依存に陥り
やすいのです。
その一つが違法薬物です。

違法薬物は心身に悪影響をもたらし、脳も体も破壊されていきます。
場合によっては命を落とすこともあります。
違法薬物の使用は、被害者がいないという人もいますが、それによって
確実に不利益を受ける人がいるのは確かです。
芸能人に限ったことではありませんが、薬物は人に人生を大きく狂わせて
しまうものなので、絶対に手を付けないようにして欲しいし、違法薬物を
使ってしまった人は、薬物の依存性に負けずに乗り越えて欲しいと思います。

 

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