ストレスが依存症につながる理由と疲れやすい習慣

ストレスが高いと誘惑に負ける

依存症の背景には、ストレスの蓄積があります。
ギャンブル依存で借金をした人、アルコール依存や薬物依存で入院しなければ
ならなくなった人、万引きや性犯罪で逮捕された人などに対して、ストレスの
性にしてはいけない、気持ちが弱いからだという人がいますが、ストレスが
依存行動をさせてしまうというのは、ある刺激がある行動を生むという話だけ
の話であって、依存行動という結果がストレスという理由で許されるという話
ではありません。

よく、私のコメントがネットニュースなどに掲載されると、ストレスが原因だ
という点に対して突っ込みが入るのですが、その話の論点はどこかを考えて
頂ければなと思います。

少し話がそれましたが、ストレスレベルが上がってくると人間は誘惑に対して
抵抗力が弱くなります。
そのため、パチンコや競馬、アルコールや薬物、異性、その他ほしいと思って
いるものに対して、抑制が効かなくなってしまうのです。

 

ストレスに負けやすい生活習慣

ストレスが高いと誘惑に負けやすいのですが、依存症の人の話を聴いていると
生活習慣がだらしない、もしくはストレス要因が多いという共通点があります。

例えば、夜はスマホやパソコンを触っていて睡眠時間が短い、運動不足、休日
は寝てばかりと生活習慣に改善の余地が多かったり、仕事を抱えすぎている、
嫌な同僚や上司に対して我慢ばかりしている、マイナス思考で自分を責める
傾向が強いなど、精神的に負荷のかかりやすい状態です。

生活がだらしないということは、何か目的をもって思考する習慣、決断をする
機会がないため、欲求をコントロールする前頭葉が鍛えられません。
そして、そのような傾向を持っている人は、ストレスを高める刺激に対して
無防備で、対処をしないためストレスレベルが高くなります。
ストレスレベルが高くなると、生活もだらしなくなりやすいという悪循環の中
に入ってしまうので、そんな生活を続けていると依存症になってしまうリスク
は高くなるのです。

カウンセリングでは、依存症の克服は生活習慣の立て直しがしっかりできてこそ
達成できるということで進めています。
ただ、依存行動をしていない期間が続いているということで、依存症を克服したと
思わず、根気よく生活習慣を改善していくことが依存症の克服につながるのです。