こんにちは。AXIAの阪田です。

東京・お茶の水女子大学が2020年度の入学者から「トランスジェンダー」の学生を受け入れることを発表したと聞きました。
先週、大阪市が政令指定都市としては3例目となる、LGBTのカップルを公的に認める「パートナーシップ宣誓証明制度」をスタートし、証明書となる「受領証」を交付したと耳にしていましたので、気になりまとめてみようかと思いました。

LGBTとは

L=(レズビアン)女性を恋愛や性愛の対象とする女性
G=(ゲイ)男性を恋愛や性愛の対象とする男性
B=(バイセクシュアル)男女どちらにも恋愛や性愛の対象が向く人
T=(トランスジェンダー)出生時の体の性別とは異なる性別を生きる・行きたいと望む人

LGBTなどの性的少数者は、社会的に少数派であるがために生きづらさを感じ、正しい知識や理解がされていないことから偏見や差別を受けているのが現状です。
そういった中での大阪市等の自治体や大学の積極性には、LGBTの認知度が広がる事への期待を感じています。

では日本にLGBTの方がどの位おられるか想像できますか?
日本人の人口の約8%の割合で存在するとされています。つまり13人に1人はLGBTということになり、皆さんが思われているより身近におられると思いませんか。

ではなぜ、あまり存在に気付かないのか!
「仕事や生活に支障がなければカミングアウトしたい」と考えているLGBTの方は40%以上というデータがあるそうです。
ですが、実際にそれだけの割合の人がカミングアウトしているかというと、出来ていないのが現状です。
実際にカミングアウトをするにはまだまだ不安が残る状況であり、カミングアウトできる社会を考えていかなければなりません。

そのためには皆が正しい知識を持ち、偏見を持たない事が大切となります。

正しい知識をもって理解して欲しい

LGBTを説明する際、「性同一性障害」との名称を使用して説明する事が多いように思います。
性同一性障害とは医学用語であり、性同一性(心の性)と身体的性別(身体の性)が一致しない状態をいいます。
公的な手続きをする場面ではこちらの言葉が用いられています。
しかし、本来はLGBTと性同一性障害は同じとは言えません。

一言で言うと、心と身体の性別を一致させたいと願っているかどうかの違いです。
性同一性障害は心の性と異なる身体に対する違和感や嫌悪が強い状態で、身体も心の性に近づきたいとの欲求があるのに対して、
LGBTはその逆の事が言え、心の性と異なる身体に対する違和感がそれほど強くなく、または全く感じる事もなく変わりたいとの要求もありません

治療の観点からいうと「性同一性障害」は手術やホルモン注射等で心の性に身体を近づける等の治療が行われます。
LGBTは特にトランスジェンダーが抱える問題としてうつ病で苦しむ方が多く、身体の性への違和感が苦痛となって心を病んでしまい、安定した精神状態が保てるような心のケアが必要となります。

このように心の性と身体の性の不一致によって、様々な悩みを抱え、様々な状況に直面しているのです。

日本も世界に追いついて欲しい

世界では同性婚を合法化し、異性婚と同等・それに近い権利を与えるという国も増えつつあるようです。
日本ではLGBTの認知度が広がりは見せるものの、差別はまだまだ絶えずしっかりとした制度も確立されていないのが現状です。
日本の企業でも少しずつ動きが見られていますが、まだ課題が多く残っていると感じます。

★自分が望んだ性別で生きられる。
★普通に結婚ができる。
★自然とまわりに受け入れられる。

日本がこのような風景が当たり前になる日が来るためにも、世界に目を向け追いつく努力をしていくべきだと考えます。

最後に

私は比較的LGBTの方と多く接してきました。
学生時代、社会人になってからもお客様がゲイの方で楽しく仕事させていただいた記憶が残ります。
今思えば、学生の頃の私には知識がなく理解しなければという気持ちもなく、偏見や差別の目で見ていたような気がします。

そのような過去を持つ私だからこそ、偏見や差別がもたらす心への負担を十分に理解し、カウンセラーとして心のケアに努めていきます。
 

心理カウンセラー阪田典子

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