こんにちは、AXIAの大橋です。
春になり、桜がいつ咲くのかと気になり始めました。
ゆっくり見れるタイミングと、快晴が重なるといいなと
今から少し楽しみにしています。

さて、今日は、盗撮や痴漢、露出、覗きなど、
性犯罪が増えてしまうこの時期、再犯を防止するために、
ご家族に是非とも気を付けてほしいポイントをお話したいと思います。

依存症改善の場面での言葉の怖さ

性犯罪は、依存症であるということは、
これまでのブログなどでも書いてきました。

一言で言えば、依存症は、

やってはいけない、だけどしてしまう。
わかっているけど、やめられない。

というものです。

また、痴漢や盗撮、露出、覗きなどの性犯罪は、
性欲もある程度関わるけれども、それだけではないということも書きました。
最近は他のブログや情報誌の特集などでも、
同じようなことを見かける機会が増えています。

しかしながら、まだまだ痴漢・盗撮・露出・覗きなどの性犯罪は、
性欲によるものであるという考えが根強くあるため、
クライエントのご家族でも、

「男なのだから、ちょっと目がいってしまうのは仕方ない」
「痴漢・盗撮・露出・覗き くらいで捕まるなんて運がない」

などという発言をされる方もたまにいらっしゃいます。

しかし、この考え方は非常に危険なのです。
なぜなら、再犯をしてしまう際の言い訳として使ってしまいかねないからです。

やめないといけないけれど、したい・してしまう。

依存症の方の、「やりたい」という渇望は非常に強いもので、
その行為をしないと、どうしてもイライラした気持ちが
収まらなかったりします。

そのため、「もうしないぞ」と、強く決めていても、
心のどこかしらで、「したい」という気持ちを持ってしまいます。

したいけどできない状態が、ずっと続いているわけなんですね。

言葉を変えると、

してもいいなら、なんとかして、やりたい。

意識をしているかどうかは別として、そんな風に考えているといえます。
そんな状態の人に対し、
問題行為をしても仕方ない・してもいいという言い訳を
させるような発言を投げかけると、

その言葉を根拠に行動をしてしまったりします。

そのため、不用意な発言をしてしまうと、
びっくりするような論理で性的問題行為を
してもいいんだと受け取ったり、
行為をする言い訳として使ったりします。

ダメ、絶対!

痴漢・盗撮・露出・覗きなどは、
性欲があろうが、触れたりしてなかろうが、
他に比べて軽いという印象を与えがちだろうが、
例え一回の犯行だろうが、
誰がどう言ったところで犯罪なのです。

確かに、男性ならば性欲があり、
キレイな女性やセクシーな女性に目が行ってしまうのは
仕方ないでしょう。
劣情を持つなというのは、生物としての反応なので無理があります。

だからこそ、
それが自分の犯行の引き金となること、
自分の渇望を掻き立ててしまうものであるということの自覚と、

不用意にそれに近づいてはいけないという
意識行動が重要になるのです。

そして、ご家族についても、
普段の生活面や溜まっていたストレスについては
理解をしてあげる必要はありますが、

痴漢、盗撮、露出、覗きといった行為自体には、
理解する必要はなく、ダメなものであり、二度としてはいけないことなのだ
という気持ちを持って接する
必要があります。

責める必要はないですが、カウンセリングを利用しつつ、
時々でも、

〇したいという気持ちはわかなかったか、
〇しないで過ごせたか

などを確認したり、

〇なぜしてしまったのか、
〇性欲以外の理由は何だったのか、
〇協力できることはありそうか、
〇生活の中で改善できそうなことはあるだろうか

と、一緒に考え、行動をしていくことが、
再犯防止のためには有効な手段となるのです。