こんにちは。
AXIAの大橋です。
そろそろ桜が楽しみになってきました。
今年は見に行ったりできるかなぁ…と、気になっています。

さて、今日は、性犯罪の改善において、改善しにくい傾向の方について
お話をしたいと思います。

性犯罪は、なぜ再犯しやすく、改善しにくいのか

これまで、このブログでも何度もお話をしていますし、
最近はメディアでも見かけるようになりましたが、
性犯罪を再犯しやすい理由は、依存症であるために、
何かのきっかけで強い衝動が起こり、衝動が抑えられなかったり、
依存行動をしないことには、気持ちが収まらずに
それしか考えられないようになってしまうため
です。

また、一回しかしていないとしても、
何かしらの理由で、「犯罪行為とわかっていながらも行動をしてしまった」という点において、
同じような状況になると再犯してしまう可能性があることをすでに証明しているため、
犯してしまう可能性を限りなく減らすためにも、
改善に向けて取り組む必要がある
のです。

性犯罪の改善がしにくい人の傾向

性犯罪のカウンセリングをしている中で、なかなか改善をするのに
時間がかかるだろうなと感じる方がいらっしゃいます。
その傾向のある方とは、以下の2つのうちのいずれかがあるか、
両方がある方です。

否認傾向が強い。

依存症は、否認の病ともいわれています。
否認とは、依存症であることや、問題行為をしていること、止められないこと、など、
自分にとって嫌なことを受け入れず、否定しようとする心理のことです。

依存症の方は、その否認の傾向が非常に強いことから、
否認の病と言われるんですね。

この傾向が強い人は、そもそもが依存ではないから、
我慢すれば大丈夫だと高をくくっています。
そのため、取り組みに関してもあまり積極的でなかったり、
途中で来なくなったりしやすい傾向が強いです。

油断しやすい。

これも否認傾向の表れではあるのですが、
1~2か月の間・半年の間・一年間、犯罪行為をしなかったから、
我慢できたから、しようという気持ちが出なかったから…
だから大丈夫だという気持ちが出てくる方がいらっしゃいます。

依存症になると、
依存対象への強い欲求が完全になくなると考えてしまうのは非常に危険で、
そのことを説明をしてはいるのですが、油断をしていたり、そうはいっても大丈夫だろう…と、
どこかで思っている様子が見える方がいらっしゃいます。

こういった方も、改善に向けた取り組みに対して積極性が弱くなったり、
来なくなったりする傾向にあります。

依存症の改善には、ストレスケア及びストレスの自覚と対処方法の習得、
生活習慣の改善、自分のしたことへの自覚など、
様々なことに取り組んでいく必要があります。

それなのに、その取り組みを始めて数か月でそれらを習得し、
自分のものにするということは非常に難しい話です。

少しずつ進んでは戻り、戻っては進みとしていく中で、
再犯の可能性を限りなく低くしていく必要があるのです。

性犯罪の改善の第一歩は自覚すること

捕まってあれほど辛い目にあったんだから、もう繰り返さない。

相談に来られた方は、そんなことをよくおっしゃいます。

しかしながら、性犯罪は再犯率が高いことを考えてください。

他の捕まった方もたぶん全員同じように肩身の狭い思いをし、
辛い気持ちになり、責められ、失ったりした方ばかりのはずです。

それなのに再犯してしまう人が多い。

それだけ繰り返してしまう可能性が高いのが、依存症というもののこわさなのです。
自分は繰り返してしまう可能性がある、
危険な状態なのだということを意識し、自覚すること。

そして、カウンセリングを通じた取り組みを実行していくこと。

そのことが非常に重要なのです。
 

心理カウンセラー大橋善知

心理カウンセラー大橋善知
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