クリスマスも終わり、いよいよ新年が近づいてきました。
クリスマスもワクワクしますが、なぜか新年の方がワクワクした気持ちになってしまいますよね。

こんにちは。
AXIAの大橋です。

前回、痴漢はなぜ繰り返されるのかについてお話をしました。
今回は、前回の続きとして、痴漢は犯罪とわかっているのに何を考えて繰り返しているのかに
ついてお話をしますが、前回の記事をお読みいただいてからの方が、理解しやすいかもしれません。

痴漢の考えていること

自分は犯罪行為をしている。
痴漢もそれは理解をしています。

それは重々理解しているのですが、初めは、偶然当たってラッキーと感じた。そこから、
また当たらないかな?と、女性の身体に当たりやすい位置に手をおろしておく・かばんを抱える
フリをして肘が女性の胸の近くになるようにしておくなどのことをするようになります。
もし何か言われても、「偶然だからと言い訳が出来るだろう。」「偶然だと思って騒がないだろう」
と考え、自分に対しても「偶然だから仕方ない」と言い訳をしているのです。
この時、すでに性依存状態に入っていますが、軽い気持ちであり、女性に触れる可能性を高めている
だけなので、自分が痴漢に依存し始めていることに気付けないのです。
しかし、繰り返す内に、どんどん依存状態は強化され、より強い刺激を本能レベルで求めるように
なります。

そして、依存状態が悪化し、エスカレートするに従い、罪悪感は消え、ゲーム感覚になり始めます。
でも、実際は悪いことなので、痴漢行為を正当化するようなことを考えるようになります。
「体が密着するような満員電車なんだから、性欲が刺激されても仕方ない」
「女性専用車両を使わない女性が悪い」
「女性専用車両を使わないのは痴漢をされたいから」
「嫌なら声を上げるはずなのに、上げないのはされるのを楽しんでいるから」
などと考えたり、
「痴漢行為をしているのは、ストレスをかける会社のせい」
「人生がうまく行っていないから痴漢くらいしてもいいだろう」
など、まったく関係のないことを言い訳として使い、自分が全部悪いわけではないと思おうと
します。

これは、人が何か後ろめたいことなどをする時に現れる心の働きの一つで、否認というものが
はたらいているんですね。本当はダメなんだけどしたい・してしまう。そんな自分の後ろめたさを
軽減しようとするのです。
これは、普段の生活でもよく見かけるものでははありますが、依存症の方はこの考え方が顕著に
なりやすく、より強引に考えます。また、本気でその言い訳が正しいと思うようになってしまって
います。そのため、依存症は別名「否認の病」とも言われています。

痴漢は投獄では治らない

最近少しずつネットの記事などで見かけたりするようになってきましたが、痴漢などの性犯罪は
依存症
であることが非常に多いです。
依存症は、投獄では治りませんし、根性だけで克服することはできません。

これは、再犯性の高さからもご理解いただけると思います。

専門的な知識を持った人と共に、自分の考え方のゆがみ、習慣、自分のしていた行動など、
様々な点で振り返り、見直し、改善して行く必要があるのです。

この記事をお読みの方の中には、痴漢行為をしていらっしゃる方もいらっしゃると思います。
痴漢をしてしまうのは、自分以外の何かにも責任がある。
やめようとすればやめられる。
自分は捕まらない。
そんな風に思っていませんか?

もし思っていないとしても、ではなぜ犯罪行為をしているのでしょうか。

なぜ性犯罪の再犯率がなぜ高いのか。
どうして前科がついてもしてしまっている人がいるのか。

是非一度真剣に考えてほしいと思います。

そして、取り返しのつかない事になる前に、少しでも早くご相談ください。








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