こんにちは。AXIAの大橋です。

今日は、コミュニケーションの中でよく見かける、ダブルバインド・二重拘束
言われるものについてお話をしたいと思います。
このダブルバインドは、誰しも無意識に使ってしまうこともあるものだと思います。
しかし、無意識でも日常的に多用されると、非常に辛い。自分の意見を言ったりする
ことも出来なくなってくるし、相手の顔色を伺ったり、相手にとっての正解を考える
ことが癖になってしまい、息苦しく、無気力になってしまいます。

実はこのダブルバインド、日常的に使うとモラハラ・パワハラとして扱われることも
あるんです。

日常会話に潜むダブルバインド

ダブルバインドとは、二重拘束ともいいます。
会話の中で、二つの矛盾する命令を受け取るとどうしていいかわからず、命令を受け取った側は
思考停止に陥ってしまう。

このようなコミュニケーションパターンを指します。

例えば、
・買い物の際、好きな物を選んでいいと言われて選んだが、こっちにしなさい。そうじゃないと
 買わないと言われる。
・仕事で失敗した時に、理由を言えと言われたので答えようとしたら、言い訳をするなと怒られる。
など、みなさんも経験があるのではないでしょうか。

これらを経験し、同じ経験を防ごうとすると、
・買い物の際、再度好きな物を選んでいいと言われたが、下手な物を選ぶと文句を言われる。
 そのため、相手が好みそうな物、文句を言われないものを選ぼうとして迷い、答えが出なくなり、
 結局怒られるもしくは、相手の好みのものを決められる。
・失敗した理由を言えと言われるが、何を言っても言い訳と言われるため返答ができなくなり、
 結局怒られる。
といったような形に変化します。

矛盾する二つの命令に対し、一つ目の命令に従うと怒られ、二つ目の命令に従うと、一つ目の命令を遂行
できず、怒られる。このような状況になると、結局どちらの命令もこなすことができないため、
どうしたらいいのかと混乱をきたす
んですね。

ダブルバインドによる影響

ダブルバインドを日常的に使う人がいても、相手を不愉快な人として深くかかわらないように
したり、関係性を終わらせることができればいいのですが、親や兄弟、恋人、先生、上司など、
どうしても簡単に関係を終わらせることができず、ある程度自分に影響力のある人物から繰り返し
されてしまうと、

・全て自分が悪いと考える。
・自分に自信が持てない。
・感情を過度に抑制してしまう。
・過度な我慢や妥協をする。
・主体性が無くなる。
・依存的、消極的になる。
・常にどこかイライラした気持ちがついて回る。

などといった影響が表れるようになります。

ダブルバインドはなぜされるのか

ではなぜ、相手は身動きがとれなくなるようなことを言ってくるのでしょうか。

・過保護である。
・依存傾向が強い。
・支配的な性格。
・自分はいい人だと見せたい(感じたい)。

などといった場合に無意識に行われていることが多いようです。

・押しの強い性格の人が何も考えていなくて、純粋に自分の意見を言っている場合。
・自分の意見にそぐわない=機嫌が悪くなると相手に教え、自分の想いを察するように
 しようとしている。
・自分の思うようにさせたい・したいという気持ちがある中、ストレートにそれをすると
 角が立つ。そのため初めに思いやっているかのような発言をし、相手からの返答が自分の
 望まない場合は否定し、よりいい意見として押し付けることで、我を通そうとする。
など、どれも非常にタチが悪いですよね。

もし、これを読まれている方で、相手から日常的に行われていると感じた方。
可能であれば逃げることをお勧めしますが、なかなか簡単に逃げられるものではないと思います。
そういう方は、カウンセリングで自分の価値観などを再度確認や対処方法の検討し、影響を受けにくい
ようにしておくことが大切になります。
また、すでに関係性は絶たれているけれど、性格にモラハラの影響が残ってしまっている・関係性は
切ることができないが、影響はすでに受けており、息苦しい。という方も、カウンセリングを活用して
いただき、影響から抜け出したり、影響を受けにくいようになるお手伝いをさせていただきます。