こんにちは。
AXIAの大橋です。

前回、5月病・6月病は、適応障害という心の病であるということと、
どういった病気なのかについてお話をしました。
今回は、どういった人がなりやすくて、カウンセリングでは
どのようなことをするのかについて、簡単にお話をします。


適応障害は、誤解されやすい病気

実は、適応障害は誤解をされることが非常に多い病気です。


前回もお話を少ししましたが、昇進や結婚、進学など、
めでたいとされるようなことであっても、発症をしてしまうことがあるためです。



めでたいのに発症するの?と、思われるかもしれません。
しかし、めでたい事柄であっても、環境の変化や心境の変化などは起こります。
この変化がストレスになってしまうのです。



皆さんは、新しい靴を買ったとき、試着では気づかなかったけれど、
微妙に合わなくず、足が痛くてたまらなかった。
なんて経験はありませんか?

その靴が高価で、欲しくてたまらない靴だった場合、
無理して履いたりしませんでしたか?

欲しかった高価な靴を手に入れるというめでたいことがあった。
けれど、かかとの部分が自分のかかとの形と合わないというストレスが足にかかった。
そのため、靴擦れという不調が起こった。

この靴擦れが、適応障害なのです。



靴擦れの場合、「高価な靴を履いているのだから、足に合わないわけがない」
「私には合うのだから、あなたに合わないのはおかしい」
なんてことを言われることはありません。

ところが、人生での出来事や仕事、学校、人間関係などでは、
「そのくらいのことで」「めでたいことなのに」「私に比べたら全然」
なんてことを平気で言われます。

さらに、場合によっては、説教や仲間外れのような扱いなど、
こちらが不愉快に感じるようなことをしてくる人もいます。

また、自分でも、「これくらいのこと」「他の人はできている」など、
辛いと感じている自分をさらに責めるようなことをしてしまったりします。


実際は、ストレスに感じるポイントは人によって違いますし、
年齢や時期、体調、環境、個人の性格なども、ストレスを引き起こす大きな要因です。

それらを考慮せず、無理を続け、自分を責め続けてしまう。
こうして、どんどん心が弱ってしまうんですね。

適応障害になりやすい人はどんな人?

では、どのような人が適応障害になってしまいやすいのでしょうか。


適応障害は、環境などの変化に上手く対応できないことが大きな要因となって発病します。

そのため、一般的に、真面目で責任感のある人、繊細で几帳面な人がなりやすいと言われています。

新しい環境だからと張り切っていたけれど、なかなか上手く出来ない。
「これではダメだ」と、自分を責め、
「他の人はできているから」と、相談することもためらってしまう。

「上手くやらないと」「がんばらないと」と、努力をするのはいいことかもしれません。
しかし、新しいことを上手く出来ないからと自分を責めたり、他人と比べてしまったりすることで、
どんどん追い込まれてしまうのです。

カウンセリングと適応障害

適応障害は、ストレスの原因となっている環境などから離れると、自然と改善される病気です。

しかし、仕事や学校など、そうそう簡単に環境を変えるわけにもいかないのが実情です。

カウンセリングでは、環境を変えられるかどうかといったことだけでなく、
・ストレスと上手に付き合っていく方法を身につける
・問題解決能力を養う
・様々な角度から問題や考え方、行動などを考え、本当にその捉え方は妥当か考えてみる
・自己肯定感を養う
など、様々なアプローチを行い、環境に適応できる方法をクライエントと一緒に模索していきます。

適応障害は、周囲の理解を得られにくく、気の持ちようだと言われやすい病気です。
また、本人も自分の弱さのせいだと、自分を責めてしまっていることが多くあります。

しかし、もっとも辛い気持ちを抱え、なんとかしたいと必死に努力をされているのも、ご自身なのです。


「この程度のことで」と、我慢するのではなく、気軽にご相談ください。
一日も早く笑顔になれるよう、お手伝いをいたします。
また、こちらにも適応障害について記載をしていますので、
よろしければお読みください。