年の瀬も迫り、寒くなってきました。
いつも思うのですが、雪があると、寒さの質がかわりません?
どことなく温かみのある寒さというか…
ふぶいている時は別ですよ?

今日は、痴漢がどうして常習化するのかについてお話をしたいと思います。
以前も同じような内容で記事を書いておりますが、非常に大切なことですので、再度、書かせて
いただきました。

もし、現在、この記事を読んでいらっしゃる中で、自分は大丈夫だと考えている方こそ、特に読んで
いただきたいと思っています。
また、もし自分はしていないから、別世界の話だとか、自分は痴漢を軽蔑しているから大丈夫だと
思っている方がいらっしゃるなら、油断はしないでください。
じつは、全ての男性が痴漢常習犯になってしまう危険をはらんでいます。

痴漢はどんな人がするのか

痴漢はもちろん、性犯罪について、社会的地位や収入の高い低い、職業・職種、有職・無職、
既婚・未婚、スタイルや外見に至るまで、どういったステータスの人がするといったデータは
無いようです。
敢えて言うのであれば、満員電車や満員のバスによく乗る人といったところでしょうか。
ご相談にみえる方についても、年齢、職業、社会的地位、結婚の有無、夫婦関係など、千差万別です。

世の中では、まだまだ痴漢をする人は、変態だったりキモいオヤジだったりといった印象を持って
いたり、自分は大丈夫と思っている男性は非常に多いようですが、実際は、誰がなってしまっても
おかしくはないんですね。

痴漢になるきっかけ

痴漢をするようになってしまうきっかけについては、こちらも色々ではありますが、2種類の方が
多い印象です。

・偶然手などが当たったが、女性は無反応で、気付いていないと感じた。
・痴漢ものなどのAVが好きでよく見ており、出来るんじゃないかと思い、始めた。

どちらも、元々は触れることにラッキーと感じたり、触れたいという思いを強く感じていたり
する中で、案外大丈夫なんじゃないか?と行動をしてしまい、女性から何も言われなかったため、
大丈夫と勘違いし、常習化し、犯行もエスカレートしていらっしゃいます。

実際は、女性は気付いています。しかし、偶然だろうという男性への信頼や、強い恐怖心から女性は
黙っているだけなんです。
しかし、痴漢は、初めは偶然を装っているから大丈夫だと思い込み、実際に大丈夫だったと安心し、
大胆になっていきます。
そして、エスカレートしてきた時には、痴漢行為というスリルなどを求めるようになり、性欲ではなく、
スリルや「してやった」という歪んだ達成感に依存していきます。

痴漢は脳が依存状態になるから繰り返してしまう。

痴漢の脳内では、偶然触れてしまって以降、もしくは、何度か痴漢行為をして以降、痴漢の脳内には
依存状態が生まれます。

人の脳は、思いがけずに得た喜びや、予測不能な喜びに対し、通常よりも大きな喜びを
感じます。この働きを間欠的強化といい、この間欠的強化により、脳が再度その喜びを
感じようと、繰り返し痴漢行為をするように指示をだすようになるのです。

しかし、この喜びは、繰り返す内に慣れてしまい、初めの頃のような喜びを得られなくなります。
そのため、もっと大きな喜びを得ようと回数や内容がエスカレートするんですね。

これは、脳の本能的な部分が刺激を欲することによって起こります。
さらに、依存行為は繰り返す内に理性の働きを弱めてしまいます。
そのため、本能からの指示に理性が逆らうことができず、条件反射的に行動をしてしまうように
なるだけでなく、常時痴漢をすることを考えるようになってしまう
のです。

カウンセリングでは、この状態から脱するためのお手伝いをしています。
よく、根性でなんとかなる・やめようと思えばやめられると思っている方が非常に多いですが、
実際には結局繰り返し、取り返しのつかないことになってしまってから相談にいらっしゃる
ことが多いです。
もし今、痴漢をしてしまっているのでしたら、一日も早くご相談にいらっしゃることをお勧め
します。

次回は、犯罪とわかっているはずなのに、なにを考えて痴漢行為をしているのかについてお話を
したいと思います。
今回の記事で、自分は依存状態ではないと感じた方には、是非読んでいただきたいと思っています。