こんにちは。AXIAの蔵野です。

前回の記事「回避依存症と恋愛依存症②」の続きです。

今回と次回にわけて、
欲求の埋め方の違いによる利害関係の成立について書きます。

今回は、回避依存症と恋愛依存症が、互いに強く惹かれあう理由です。
次回は、欲求の埋め方の違いで引き起こされる、別れかけても結局別れずに
ずるずると関係が続く理由について書きます。
この2つの記事にわたり、利害関係の成立についてまとめたいと思います。

 

 

回避依存症と恋愛依存症が、互いに強く惹かれあう理由

 

回避依存症は、人と親密になることや自分のことを知られることを嫌います。
ただ、回避依存症だからといって対人関係を避けてばかりということはありません。
彼らは、人に見せても大丈夫だとする自分と、そうでない自分を分けて考えています。

その為、本心を見せないような対人関係の築き方が上手だったりするのです。
自分を良く見せることがうまく、「演じる」ということを日常的にしている場合も
よくあります。

頭の回転がはやくおしゃべり上手だったり、仕事がバリバリできる人や、
とても優しく人を気遣えるような人だと思われていることも多いようです。
しかし、そこに本心は無く、あくまでも「人前に出る用の自分」として過ごします。
自分に自信を持っているような第一印象を持たれやすいのも回避依存症の特徴です。

また、束縛や支配を恐れるので、主導権を握られる関係を好みません。
自分自身が優位に立てる関係ならば、自分が束縛・支配されることが少ないと考えます
から、居心地の良さを感じるのです。
このことから、恋愛においても、恋愛依存症のような自己肯定感の低い人に惹かれます。

 

恋愛依存症は、基本的に、自分に自信が無く否定的なであるという特徴があり、
「私なんて…」と悲観的に考えて落ち込みやすいのです。その自己肯定感の低さは、
回避依存症にとって、強く惹かれる魅力として映り、理想的な人物像を演じながら
積極的に関係を縮めていきます。

恋愛依存症からすると、自分とは違う「自分に自信のある素敵な人」として映ります。
更に、落ち込んでいる自分に手を差し伸べてくれるその様子に「この人なら私を幸せに
してくれる」と、回避依存症者との出逢いは強い衝撃を受けた運命的なものに感じる
ようです。

 

このように強く惹かれ合う理由には、お互いの幼少期の親子関係から影響を受けた、
それぞれの愛情欲求の埋め方の違いと、見捨てられることへの不安が関係しています。

回避依存症は、
ありのままの自分を受け入れてほしい・すべてを捧げてくれる愛情が欲しい・優位に立ちたい

恋愛依存症は、
求められることで安心する・恋愛が生活のすべて・無条件に愛されたい

欲求を満たし合えるような運命的なものを感じる出会いから始まり、最初は燃え上がり
やすいのがこの恋愛ですが、別れそうになっても別れに至らないという繰り返しを
起こすのも、その欲求の埋め方が関係してきます。

次回、それについて書いていきます。
回避依存症のご相談について

 

 

 

 

 

 

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