こんにちは。AXIAの蔵野です。

前回の記事「反抗期の必要性」の続きです。

今回は反抗期に反抗できなかったというケースについて考えてみたいと思います。

まず、これに当てはまる方々に共通して見られる特徴は、幼い頃から親の顔色を伺いながら
過ごしていたという点です。親の言う事が絶対であるという環境で育った方に多いです。

子どもは、親の言う事に従うのが当たり前で口ごたえは許されないという環境で育つと、
親の設けた選択肢の中で生きてしまうのです。すると、子どもに一個人としての考え方が
育ちません。

だれでも幼い頃は、家という狭い世界での常識を正解だと思って過ごしています。
ただし、成長するにつれて人間関係は広がるもので、それまでの自分にはなかった考え方に
触れる機会が訪れます。
その沢山の経験や環境の中から、どんな要素を自分のものとして取り入れたいと感じるか。
これが、前回にも書いた≪親(子)≫だった自分から、親から自立した≪親≫(子)になるための
一歩です。

 

“ 自分とはどういう人間なのか。どういう人間になりたいのか。”

これを確立するための一歩が反抗期ですが、
反抗期に反抗できなかった・させてもらえなかったというのは、自分というものを
確立できなかった・させてもらえなかったということになります。

反抗期は子どもにとって自立のために必要な成長段階です。しかし親の立場からは、
子どもが反抗して言う事を聞かなくなったという捉え方になることが多いために、
それを修正しようとする親と、自己を確立しようとする子どもとの間で衝突が起こります。

親から、自分の意思で行動を決定したり自分を表現することを抑えつけられてしまうと、
反抗するエネルギーが削がれ親に従順になりますが、同時に、自分の意思を訴えたり
気持ちを表現することをやめてしまいます。

こういった環境では、心の中の葛藤を解決できないまま大人になることが多く、結果として
将来的にアダルトチルドレンという心の課題を抱える可能性を拭えません。

 

反抗できなかった反抗期を過ごした方がそのまま成長すると、自分の意見を持たない人に
なったり、自分で選んだ行動に責任を持つことが苦手になることが傾向として強く、
実際、反抗期が無かったという方のカウンセリングをしていても「決断する事が苦手です。」
と仰られる方が多いように感じます。

この記事を読まれている方の中にも、自分というものが無い・決断力の欠如などを周囲に
指摘された方や、ご自身で自覚があるという方もおられると思いますが、もしかすると、
あなたにもアダルトチルドレンの可能性が考えられるかもしれません。

アダルトチルドレンは子どもの頃の葛藤や、癒せなかった心の傷が残っていて、
大人になってからの人間関係にもその影響が出てしまうものです。

薬を飲んで完全に改善されるものではなく、ご自身一人で向き合うことも難しいため、
カウンセリングのように専門の知識を持った人間と一緒に、改善へ取り組まれる事を
おすすめします。

 

反抗期に反抗できなかった大人。自分の子ども時代とどう向き合うか」が大切です。
併せて読んでいただけると嬉しく思います。

 

アダルトチルドレンのご相談について
 

 

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