こんにちは。AXIAの蔵野です。

 

年末にアップした、記事親に何も話さない子ども①親に何も話さない子ども②

 

この②の記事の最後でお伝えしたように、今回は思春期の複雑な心理を踏まえて
子どもが何を考えているのか分からない、何も話してくれないという状態について
考えてみたいと思います。

 

思春期は、子どもたち自身、自分の感情を表にどう表せばいいのかを難しく感じています。
自分の感情を素直に見せることへの恥ずかしさや葛藤が強い他、自分の抱く感情を
認め辛かったり受け入れがたいと感じることもあります。または、そもそも自我が
芽生えきっておらず、自分の意見というものがまだ自覚できるレベルで持てていない
可能性も考えられるでしょう。

 

そうした心理状態のなか、例えば一度は思いを言葉にしたとします。
お母さんたちは当然その言葉を耳にして覚えていますから、その後色々な話をするなかで
「この間こう言っていたじゃない」と子どもに話すのですが、当の本人は
「そんなこと言ってない」などと否定することがあるのです。
「じゃあ本当はどうなの?」と聴いてみても、「わからん」「何もない」「別に普通」
などと曖昧な返答しかなく、そうなってくると、やはりお母さん方にすれば
「子どもの言うこともころころと変わるし、何を考えているのか分からない」という悩みが
生まれますよね。

 

先に述べたように、思春期の子どもの心理は複雑で、本人の中でも難しさを感じる程に
心の扱い方が容易ではない時期です。自分自身うまく気持ちのコントロールが取りづらい中で
意見を求められてしまえば、やはり軸がありぶれない意見というものは出づらいものです。
勢いを借りて素直に言えるときもあれば…後からやはりそれを素直に伝えることが嫌になり
「あれは嘘だ」と誤魔化してみたり…、時には、本当は何か言いたいことがあっても
「何もない」と言ってその場をしのぐという子もいます。

 

小学校高学年~中学生、高校生あたりまで、お子さんとの関わり方や言葉の掛け方が
難しく感じて、どうしたものかと悩まれる人も多いのですが、しかし子どもがこの段階を
きちんと踏むことは、子どもが成長する過程として大切な意味があります。

実際、中学生~高校生くらいのお子さんの気持ちが分からない、どう関わればいいのか
相談したいという方からのカウンセリングのお申込みは少なくありませんが、
親子でカウンセリングを継続する中で、時間や期間の経過と共に、お子さんが
自分の意見を持つようになっていく、とりあえずでもいいので自分の感じたことを
言葉にしてみる、ということがきちんと増えていきました。

その変化への見解と、関わり方のところについてを、続きとして次回の記事へ書きます。

次回は明日アップする予定です。

 

親子関係のご相談について

 

 

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