こんにちは。AXIAの蔵野です。

 

前回の続きです。

前回の「子どもが何を考えているのか分からない」という記事でも触れましたが、
親に子どもが本音を話さない、思っていることを言わないのにはいくつかの
理由が考えられます。

子どもが親に何も話さない、話してくれないということで悩まれているお母さんも
多く、そういった子どもに対してどう接するべきなのかとご相談に来られる方もいます。

子どもが親に何も話さないというのも、子どもによって程度も異なれば
もちろん理由も色々とあります。
ですから、今回取り上げるものが必ずしも当てはまるとも限りません。
しかし可能性として考えることの出来る理由というものはあって、
今回の記事から数記事に分けて、以下の3つについて考えたいと思います。

安心感、信頼感
自己主張の諦め
思春期

 

まずこの記事では、安心感・信頼感についてお話していきます。

 

子どもが家で、自分の考えや今日あった出来事などを話せるためには、
日頃から自分の話に耳を傾けてくれる環境があると安心できていなくては
難しいです。
これを読んで、「話ならいつも聞いているけど…」と考えておられるお母さんも
いらっしゃると思います。しかし重要なのは、子どもが「聴いてもらえた」と
感じられているかどうかという点です。
話の聴き方というのは意外と難しく、ただ大人が思うように聞くということを
しても子どもの「聴いてもらえた、理解してもらえた」という満足感に
繋がっていないことはよくあります。

子どもが、「あのね、きょうね…」と話しかけてくる時というのは、お父さんお母さんに
今日あったこと・今日感じたことを知ってもらいたいときです。
「そうなんだ」と聞くだけでなく、話に関心を持って聴いてあげて下さい。
「それでそれで?」と続きを聴かせてほしいという態度や「その時どんなこと思った?」
など、子どもの体験への興味や関心、気持ちへの理解・共感するということを
してあげることで、子どもは自分の胸にあるものをお母さんたちへ出してもいいんだと
思えます。
そうして安心と信頼を持っていると、家の中でも色々と話をする子になりますが、
「言ったところで…」と学習してしまった子どもたちの場合、自分のことはもちろん、
学校で起きたことや家庭内で感じていることなども、親に話すのをやめてしまいます。

「なんでも言ってね、もっと思っていること言ってもいいのよ」と伝えても
子どもが何も言ってくれないというのは、その年齢になるまでの間に
どういった親子間でのコミュニケーションがあったのかを振り返ると、
親の言う「もっと思っていることを言ってもいいよ」という言葉を
信用できない理由がみえてくるかもしれません。

 

また、もし子どもの言っていることや行ないが間違っていて、指摘をして正さなければ
ならないとき、ただ行ないを否定して注意するのでは子どもはふてくされながら
注意を聞き反発することもあるでしょう。
指摘をして正すときにでも、子どもがどうしてそんなことをしたのかなにが
どう気に入らなかったのかなど、まずは子どもの行動の目的を理解しようとしましょう。

行動の目的を理解した上で、それが駄目な理由を子どもの目を見て真剣に話をしてください。
普段、自分の話に耳を傾けてくれているという満足感があれば、親に対して信頼感を
もつようになりますから、その信頼感があれば、子どもは親の言う言葉を素直に聴こうと
できます。
反対に、叱っているときに「この子は本当にわかってるのか、聞いているのか」と疑問を
持っておられる場合、普段からお子さんの中では内に秘めた葛藤や鬱憤、不安や不満が
あって、それを話すこともないで過ごしているかもしれません。そのため、お母さんたちが
「どうして?」というタイミングで悪戯をしたり、以前も注意した良くない行いをしたり
します。

 

子どもが何も話さないというのには、これ以外にも色々な理由を考えられますが、
こういった理由から、子どもがあまり何も話してくれないというケースも存在することを
知って頂ければと思います。

 

 

次の記事では、自己主張することの諦めがあるのではないかという視点で記事を書きますので
併せて読んでいただけますと嬉しく思います。
 

親子関係のご相談について

 
 

 

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