こんにちは。AXIAの蔵野です。

 

最近も新規でお申し込みいただくご予約が多いままですが、なかでも
万引き依存についてのご相談でご予約いただくことが続いているように思います。

 

万引き依存症のカウンセリングをしていてよく感じることについて
今回お話したいと思います。

トートバッグとトマト

 

万引き行為の常習化を抱えてご相談に来られる皆さんに共通しているパターン。
それは、真実を言わない。実際の自分の状態を告白できない。というものです。

 

自分の行動を改善しよう、再犯に向けてがんばろうと考えて来談されている方は、
「これから先に、自分がまた万引きをしてしまうのが怖い、ひとりで出掛けることが
こわいんです」と仰います。
そして一緒にカウンセリングについて来てくださっているそのご家族も、ご本人と
同じかもしくはそれ以上に、次があったら…という恐怖を抱かれています。
だからこそ、「こわい」から、そうならないように改善を求めてご相談に来れれる
のですが、家族に守ってもらうにはカウンセリングの場を利用して再犯防止を
目的にするためには自分の状態に不安があることをきちんと話してもらわなくては
改善点が明らかになっていきません。

であるにも関わらず、万引き依存症の改善のためにご相談に来られた方に多いのは、
自分の状態についての不安を感じていることや、危ういと思ったことを報告しない
というところなのです。
「こわい、もうしたくない。やめたいと思っている」という言葉が出ているのなら、
本来は、またしてしまいそうになっていることに悩んでいることを教えて下さる
ことが必要ですし、そのことを報告して助けてもらうことで安心を得たいと思うのが
自然だと思いませんか?
ですが、先に述べたように、万引き依存症のご相談に来られる皆さんの多くが
自分で訴える共感ややめたい意思とは矛盾したことをしているのです。

 

どうしてそうなるのでしょうか?

これまで多くのは万引き依存症のカウンセリングを対応させて頂いてきた中で
見えてきたのは、いい格好をする癖があることと、無意識的に万引き行為に
及ぶ隙を残しておこうとしてしまう傾向があるから、というものでした。

万引きをしてしまったことについての罪悪感や後悔が本物でも、その行為を
完全に断つということに対して躊躇があるというのが本音であることがほとんど。
そのせいで、カウンセリングに来ても本当の自分の危うい状態を告白できず、
「うまくいってます、最近安定しています、改善されてきました」ということ
ばかり口にしていた人が、あるときまた再犯をしたとのことでご連絡が入る
というパターンになってしまいます。

万引き依存症の改善に時間が掛かってしまうのには、このような、本当のこと・
自分の状態の危うさを、最初の時期に正直にお話していただけないことが
大きな要因であることが大半です。

我々カウンセラーがどこを問題視するべきが、何に重点を置いて気を付けていくべきか、
どこに焦点を当てて問題行動の防止に対策を練らないといけないのか等の
対策を取っていく、カウンセリングで問題解決のために考えていただけるよう
お話を進めていかなくては、依存症の改善へは繋がりません。

再犯してしまってから「あのときは本当のことが言えてなくて…」と打ち明ける
のではなく、改善のために60分もしくは90分間に料金を支払って来談される
のですから最初から本当の実情をお話してくださればと思います。

 

万引き依存症のご相談について
 

 

 

 

 

 

 

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