こんにちは。AXIAの蔵野です。

 

最近また、ギャンブル依存症についてのご予約が増えています。

ギャンブル依存症、パチンコ依存症についてはこれまでにも何度も
記事をあげていますが、最近増えているご相談内容ですので、来談をご検討
されている方も、改善を目指そうと今どう行動すべきか悩まれている方にも
読んでいただきたく思い、久しぶりにギャンブル依存症について記事を
書いてみようと思います。

 

 

ギャンブル依存症のなかでも、なんのギャンブルにハマっているのかは
人によって異なります。
特に多いのは、やはりパチンコです。次にスロット競馬…といった感じですね。
競艇競輪宝くじFX(為替)などに依存して異常なお金の使い込み方をしているという
ケースもありましたが、これらは何故かパチンコやスロット、競馬などに比べ
ご相談が少ない傾向にあります。

 

本人が本気で「やめたい」と思えなければ改善が難しい、それが依存症です。

これまで改善されてきた方々を思い返すと、初回来談時から、改善を望む意志が
強かったように思います。しかし、来談はされるものの、実はやめることを
望めていない人たちも多くおられます。

この両者の違いはどこにあるのでしょうか?

 

私がギャンブル依存症の臨床を重ねるなかで感じているのは、ギャンブル依存症の特徴
である否認それができないほどの状況に追い込まれた方、事実に目を背けていられなく
なった方は、強い意志をもって改善を求めて来談されます。
なんとかしてもらおう、なんとかなればいいな、ではなく、自分が自分をなんとかする
必要があることをこちらが言わずとも感じておられます。この時点で改善のために必要な
スタートラインには立てています。

 

反対に、大きな借金を作ったり、家族との関係が危うくなっているにも関わらず
ギャンブルや借金をやめられないでいる人たちは、「とりあえず」で来談を決意される
ことが多いようです。
家族や周囲から強く否定され、直すように言われるその環境のなかでは本人は酷く
反省した様子でいるのですが、よく話を聴いていくと、自分の問題については置いておき
周囲をどうすれば納得させられるかをまず考えていることが分かります。

なんとかなればいいな、という考えが強く、自分が動いて自分に変化を起こすのではなく、
周囲や状況の変化を待ってしまう。それが依存症的な考え方なのです。こういう方々は
こちらも腰を据えて、まだまだ危機感をもって過ごしてくださいということを伝えつつ
依存症的な考え方の根深い部分からしっかりとカウンセリングで触れていきます。
改善へのスタートラインよりまだ少し後ろの方にいると考えてください。

 

両者を比べると、改善に取り組む上での心の持ち方が大きく異なります。
まだまだ改善が遠く、やめたいと思えていない人たちは自分の欲求に誠実であろうとする程、
家族や周囲を宥めて安心させようとします。

カウンセリングに通い始めた段階で借金など新たに嘘をつくっても、正直に言えません。
せっかくカウンセリングへ通い、正直に話をして打ち明けられる機会なのになぜでしょうか?
それは、嘘は自分の欲求を満たすために必要な道具だからです。

問題行動を止めることよりも、行動を続ける為に何がいるかを考え、それを優先して
言動を選んでしまっているのです。

 

依存症の改善は、改善方法が難しいのではありません。
改善に必要な「やめたい」と思えるスタートラインに立つまでが難しいのです。

 

続きは、次回の記事で書きたいと思います。

 

 

ギャンブル依存症のご相談について

 

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