うつで休職後、復職が上手くいかない理由

カウンセリングをしていると、うつで悩んでいると相談に来られる方がおられます。
また、私は経営者の友人も多いので、自分の会社の社員がうつになったので、どうフォローを
して良いか教えてほしいということで、経営者の方が相談に来られることもあります。
さらにうつ以外の相談に来られている方でも、自分が働いている会社ではうつで休職する人が
多く、復職しても限られた仕事しかできていない場合や復職後うつが再発してしまうなどと
いう話を聴くこともあります。

今日は、うつの問題の中でも、職場のうつと復職について書きたいと思います。

 

うつ病の社員の復職が難しい理由

職場のうつについて考える時、まずはうつには、うつ病うつ状態という似て非なる病気が
あるということを知っておいていただきたいと思います。

 

うつ病とうつ状態には下記のような違いがあります。

うつ病は、もともとうつ気分やうつ症状が出やすい脳ので、うつ病になる原因がストレス
よりも体質にあります。
そして、適切な薬物療法と休養で改善しますが、カウンセリングは補助的に利用すること
は改善にも再発防止にも望ましいことです。

うつ状態は、うつ気分やうつ症状が出る原因がストレスです。
そのため、ストレス状態が改善するとうつ気分もうつ症状も治まります。

 

うつ病とうつ症状は、精神科医や精神医学の知識を持ったカウンセラーなら、その人の話
をよくよく聴くと判断ができるのですが、素人ではその判断は難しいと言えます。

また、うつになった人は、自分がうつ病なのかうつ状態なのか、その違いは何なのかを
把握していない、病院で説明を受けていない人もいます。
そのため、うつになってから適切な改善の取り組みができていないために、状態が良く
ならなかったり、復職してもどういうことに気を付けていいのかわからないために、
うつ気分とうつ症状が再発して、再度休職するということになってしまいます。

 

 

社内でメンタルヘルス研修を行っていても、うつ病とうつ状態には違いがあり、うつ病に
なる人が働きやすい職場とは何か、うつ状態の人が出ない職場とは何かを理解して対策を
していかないと、うつになる人が減らない、復職してもまたうつになるということに
なってしまいます。

うつ病とうつ状態は、原因も対処方法も違います。
さらにうつ気分やうつ症状が出やすい人の性格傾向にも違いがあります。
そのため、企業のメンタルヘルスでは、うつにはうつ病とうつ状態があり、どのような
予防や対処をしていくかを考えて実行していくことが求められると思います。

 
 
 
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