夢とあるがまま

大きな夢や目的を持ちやすい性格の人もいれば、そうでない人もいますが、周囲の人に比べて明確な夢
を持っていないことが悩みになることもあるようです。

世の中の風潮としても、夢を持ってそれを達成するために活動している人は応援されるし、頑張って
いる人という印象を持たれます。
学校なのでも、夢を作文にしたりする機会があって、その中で自分は夢はないけど正直には書きにくい
ので、とりあえず何か書いたという経験がある人もいるのではないかと思います。

私は、夢を持つことがいいという印象がある理由の一つに、夢を持ちやすい人の方が自分の考えを周囲
に発信していて、明確な夢を持ちにくい人の方が自分の考えを周囲に伝えるという欲求も弱いため、
『夢を持つことは大切だ』という意見より、『夢は持てなくてもいい』という意見を聞くことは少ない
のだと思います。

 

しかく、具体的な夢、大きな夢を持たずに生活をしていて、それでも幸福感や充実感を感じながら
生活できている人もいるでしょう。

 

 

夢を持つメリット

夢を持って生きるメリットはいくつかあると思いますが、客観的に評価できる基準をクリアする力は
身につくということです。

例えば、金銭的な目標、職場での地位、社会的評価などです。
また、向上心を持って行動していると、同じようなことに価値を感じる人と接する機会が増えるので
価値観の近い友人が増える可能性も高まります。

夢を持ちやすい人は、少なくとも上記に挙げたことに対する欲求も強いですし、自分ならそれを得る
ことができるのではないかと漠然と思っています。
あとは、その感覚に対して努力が伴った時、本当にそれらを少しずつ得ることができていきます。

 

 

夢を持つデメリット

夢を持つデメリットもいくつか考えられると思いますが、私が思うのは客観的に評価できる基準を
追いかけるため、どうしても他人との比較、時には具体的ではない誰かとの比較をしてしまって、
自分の自尊心が低下したり、いくら基準をクリアしても満足できなくて空しい気持ちになったりする
こともあります。

夢というものを自分の心の中でどんなものとして捉えているかによって、それは自分を追いつめる
ものになってしまう可能性があるという点が、夢を持つデメリットだと思います。

 

 

あるがまま、足るを知るという心理

私自身はある程度目的意識を持って行動するタイプで、その目的を達成することもあれば、出来ない
こともありながら生きてきたので、夢や目的を持つこと自体に違和感もなく、自然と何かゴールを
決めて行動しているところはありますが、それと同時に自分自身の現実をあるがまま受け入れる、
自分の能力や環境などの条件を受け入れるという気持ちも大切だと思っています。

『あきらめる』という言葉がありますが、明らかにする、という言葉が語源であり、マイナスな
イメージではなく、自分の現状を再度省みてもう一度決断しようと、いうような意味合いなのですが、
あきらめるという選択をすることも人生では大切なことだと思います。

それは、人間の心理状態は理想と現実のギャップが大きいほど不安定になります。
夢を持つということは、理想を掲げるということでもあるから、それによって現実とのギャップが
生まれます。
心の強さとは、このギャップを持ちながらも心理状態を崩さずに活動できることでもあって、理想(夢)
の設定と現実の把握が上手くできない人は理想を追いかけることで心理状態が悪くなりやすいと思って
います。

 

 

カウンセラーをしていると、うつなどもこの理想と現実のギャップが生んでいると背景もあると
感じています。

私は、あきらめるという思考は、自分の現実を受け入れて、今自分にあるものに意識を向けると
いうことでもあると思います。
無いものにばかりを数えて、自分は理想的な状態ではないと嘆くのではなく、あるものを確認して、
そこに幸福感を感じるという人もいるし、それがその人の自然な生きる姿勢なのであれば、そうある
ことが望ましいと思います。

私のように目的を持って行動することが、ある程度生きる姿勢として自然な人はそうすればいいし、
現実に大きな変化を望ます、今あるものに幸せを感じることが出来る人はそれでいいと思うのです。

 

 

夢を持つということと同じくらい、夢を持たないということも自然なことで、基本的にはその人の
性格によってどちらの傾向が強いか決まっているので、どっちにしろあるがままでいいのです。

私は、職場では経営者として、家庭では夫、父親として目的意識を持って生きていくと思いますが、
あまりそれによって周囲を振り回さないようには気を付けていたいと思います。

 

 

 

 

生まれつき性格は9タイプ。誰もがどれか一つに該当している。

 
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